ファイナンシャルプランナーの中山沙映です。

 

8月23日に公開になったばかりの映画「ラストマイル」を観てきました。

 

 

もともとドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の世界観が大好きでした。

その世界観を共有する話題のシェアード・ユニバース作品。

 

最初に企画を聞いたときから楽しみで、少しずつ情報解禁されていくたびに楽しみが増していった作品。やっと、やっと公開しました。

 

8月20日のプレミアイベントの様子をYouTubeで観ましたが、「アンナチュラル」「MIU404」のキャスト陣が再集結してくれて、みなさん仲良くされている様子をみるのもうれしかった。それこそ、誰が主演でもおかしくないくらいの豪華キャストが集結したんだもの。おもしろくないわけがない!

 

作品自体の感想を書いてしまうとネタバレしてしまいそうなので、さらっと。

 

満島ひかりさん。バリバリの仕事出来るエリートな顔、警察や会社の上司に対峙する姿、感情を爆発させた表情、と様々な顔を見せてくれます。それこそ、女優なのに、そんなクシャクシャな顔見せていいの?っていうくらい…素晴らしい役者さんです。

 

そして、爆弾を使った犯行のため、爆発のシーンや、黒こげの死体が出てきます。なかなかショッキングな映像となっています。「アンナチュラル」では死体を扱っていますし、「MIU404」死体や殺人のシーンなど出てきますが、地上波だったので、そこまでショッキングな映像ではありませんでした。苦手な方にはちょっと辛いかも。

 

橋本じゅんさん演じる陣馬さんの相棒として、前田旺志郎さんが出演されています。「MIU404」で事件を起こした高校生でしたね。うーん、当時未成年とはいえ、事件を起こした子が、警察官になるのはちょっと…できれば、「MIU404」の九重に出てきてほしかったです。オファーや撮影時期を考えると、事務所問題とかあって、出演できなかったのかなあ?

 

などとちょっと文句言っていますが、とても素晴らしい作品でした。初見だと、「いつ伊吹と志摩出てくる?」「いつミコトが出てくる?」と気になってしまいました。もう1回、ゆっくり観たい、そう思わせる作品です。

 

野木先生の作品は、現代社会の問題を鋭く突きながらも、根底に人間の優しさを感じます。

米津玄師さんの「ガラクタ」が流れたとき、映画館なのに、涙が流れてきました。魂が浄化されたような感じです。

 

「アンナチュラル」「MIU404」を観ていなくても、問題なく鑑賞できる内容です。でも、事前に観ておくと、さらに世界観を深く理解できます。ってか、映画みたら、「アンナチュラル」「MIU404」も観たくなると思います。

 

自宅に帰って、メロンパン食べながら「MIU404」を観ている図下矢印