週末ファイナンシャルプランナー中山沙映です。

 

少し前のことになりますが、7月13日から15日までの三連休実家に行っていました。

 

そのときの話はあらためてしますが、今日は、母から聞いたかんぽ生命の昔話について。

 

母、語る「かんぽ生命の思い出」

 

実家に行ったとき、ちょうどかんぽ生命の不正問題が、マスコミで話題になっていました。

 

両親とももう高齢ですので、かんぽ生命には入っていませんが、母が言うには、私たちが子供の頃は、入っていたそうです。

 

当時はまだお給料が少なかった父。食べ盛りの子供たち。

決して家計は楽ではなかったけれど、かんぽは自宅まで集金に来てくれるので、本当にわずかばかり、積み立てをしていたそうです。

 

それが、バブルのあたりで、ほぼ倍になって満期を迎えたそうですから、昔を知る高齢者は、そりゃコロッと騙されちゃいますよね。

 

顧客本位の業務運営、ここ試験に出る大事なところ!

 

私のブログは、どちらかと言うと、FPやCFPの試験を受ける方が読んでくださっていることが多いようで…その試験によく出る「顧客本位の業務運営に関する原則」。

 

平成29年に金融庁が打ち出したもので、金融機関のHPには、必ずこの取り組みについての記載があります。

 

昨年FP1級を受けたときは、記述対策で、原則7つ、丸暗記したものです。金融庁のHPはこちら→【金融庁】

 

金融庁には悪いけど、金融機関にはまーったく浸透していませんよ。

 

以前、大手都市銀行(金融庁のHPによると「顧客本位の業務運営に関する原則」を採択し、取組方針等を公表した金融事業者のリストにもちろん名を連ねています)のコールセンターに問い合わせしたとき、とにかく対応が悪くて。

 

ムカついたので、最後に「顧客本位の業務運営に関する御社の取り組みについてご説明いただけますか?」と言ったら、先方は「はあ?」って。金融機関の末端なんて、こんなものです。

 

かんぽ生命のHPにも、「顧客本位の業務運営について」だとか「SDGs」とか、そりゃもうご立派な言葉がたくさん記載されていますが、それは絵にかいた餅ですか?

組織としてはまったっく逆のことを行っていたわけですよね?

 

金融庁には、もっとしっかり監査をしてもらいたいものです。

ワタクシ、4月に金融庁主催のイベントに参加して、長官のご尊顔も拝しておりまして、長官に対して、かなり好感を持っているのですよ。ですからぜひ!金融機関へのご指導、よろしくお願います!

 

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス