昨日、公開初日に観にいってきました。
「ラブリー・ボーン」

猟奇的殺人事件が題材でありながら
「ファンタジー」だっていうシュールな感じに
ワクワクしつつ観たのですが、うーん、どうだろ。
個人的には微妙・・・。
「ロード・オブ・ザ・リング」の監督作品で
スピルバーグも制作に参加したというので、
ちょっと期待しすぎたかな。

(ちなみにココからネタバレ)

あらすじは、
無残に、かつ無念で死んだ少女が天国と現実の中間の
世界から、自分をとりまいていた世界を見つめるという設定。
娘を失った家族は崩壊し、犯人は逮捕されずに
現実を生き続けるという状況から
傷ついたり、憎んだり、打ちひしがれたりして、
最終的には自分の死を受けいれて、中間の世界を抜けて
天国に行く・・・というもの。

天国と現実の中間世界が幻想的に映像化されてるのが
この映画の売りのひとつだというのはわかる、綺麗です。
だから、こういう映像が好きな人には刺さるかも。

ただ、映画の主題自体は、正直私にはピンとこなかった。
(といいつつ、感動するラスト部分ではちょっと泣いた)
よくわからないけど、アメリカ人と日本人の生死観というか
宗教観が違うせいかなととも思う。
かなり古いですがシャーリー・マクレーンの
「アウト・オン・ア・リム」を映画で観た時に似てる。
理解できそうで、できないっていう感覚かな。

でも主人公のサーモンの娘を演じた女の子はカワイイ!!
シアーシャ・ローナン、覚えとこう。

ちなみにタイトルがなんでコレなんだっけ?
と思ったのですが、
原作の小説だと殺された少女の肘の骨だけが発見されるので、
ラブリーボーン(骨)なんだって。
映画では骨発見の描写を省いてたので、わからなかったけど。

ちなみに、六本木ヒルズの
プレミアスクリーンのエントランスにあるカフェ「カーテン・コール」は
プレミアスクリーンのチケットなくても利用できるって知らんかった・・・。
土曜の日中でも席が空いてるし、ランチも980円でお得。
アルコールのメニューも豊富だし、ゴージャスなラウンジ風だし
(ランチビールも380円にゃー)ここって穴場かもー!?

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