「今は忍耐の時。」
「この戦略が結果を生むまでには時間が必要」
これらは実行力の無いリーダーがするいい訳です。

・・・なんて言われたら、
ちょっとドキッとする人、少なからずいるのでは?

今日の読書は、数少ない私の保存版書棚に愛蔵中の一冊。
風呂で読む本を探していて、手に取った一冊です。

経営は「実行」―明日から結果を出す鉄則/ラリー・ボシディ

¥1,890
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人材や戦略があっても、成果が出ないとしたら、
それは企業経営に「実行」力が欠けている場合が多いらしい。
(その辺の実例は同著第一章でごらんあれ)

この本では、明日から「実行」そして結果を出すための
具体的方法論と実例が紹介されています。
今の私のポジション・ステイタスにはあまりに有益なことばかりで
この本を手に取ったのは何かのミラクルじゃないかと思ったほど
一字一句が身にしみました・・・。

私の心に刻んでおきたい(脳じゃなくて心ねw)
名言が満載だったので、抜き出して刻んでおきます。

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実行できるよう率いるのは、細かに管理することでも
なければ、「現場に任せる」ことでもなく、
権限を委譲することでもない。
そうではなく、積極的に関与することであり、
リーダーが率先してなすべきことをやることだ。

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リーダーが取るべき七つの行動
①自社の人材や事業を知る。
②つねに現実を直視するよう求める。
③明確な目標を設定し、優先順位をはっきりさせる。
④最後までフォローする。
⑤成果を挙げたものに報いる。
⑥社員の能力を伸ばす。
⑦己を知る。

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個人的な繋がりをつくることは、スタイルとは何の関係もない。
カリスマである必要はないし、自分を売り込むことでもない。
性格も関係ない。だが、度量の大きさと前向きな姿勢が必要だ。

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現実を直視するとは「去年に比べて進歩したか」ではなく
「他社と比べてどうか。他社はもっと進歩したのかどうか」

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実行力のある経営者は誰にでもわかる優先課題をごく少数に
絞り込んでいる。(優先課題を三つか四つ)
「優先課題は十ある」という経営者は、自分が言っている
ことがわかっていない。

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考え方で行動は変わらない。行動が変われば考え方が変わる。

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誰も傷つけまいとして「調和」を重んじるリーダーが少なくないが、
実のところ「調和」は真実の敵になりうる。「調和よりも真実」

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妥協できない三ないし四の要件(職務に必要な要件)、
つまり成功するために不可欠な能力という点からその
職務について考える(略)

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求めているのは勝ちにこだわる人間だ。勝ちにこだわる人間は
物事を成し遂げることから満足感を得る。
成し遂げたことが多くなるほど、能力は高まる。

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弁舌のうまさと実行力はほとんど関係ない。

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人材プロセスの議論では(戦略の変化)に対応して、
スキル構成を変えていくことが中心になる。
「人材を戦略や業務と結び付ける」

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以上、この本の前半部分なり・・・後半はまた後日。


今日は夢の中で「実行力」の反芻ですな。
いや・・・今日の夢は幸せな本間君の結婚式のリフレインかもしれない。

ドキドキ本間君のWeddingの模様はマジシャンブログにて。
http://ameblo.jp/magician/entry-10399664816.html
↑写真、うまいねさすがです。



おっやすっみなっさーい♪