![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190618/02/nakayamanpo/b2/97/j/o0620069514470860523.jpg?caw=800)
「どういうこと?」
最近では、言動の善し悪しを振り返るまでのインターバルが短くなったと感じる。
年齢を重ねた者が皆通る道なのか、不思議と焦りは無い。
そんな中で、本日は7月芝居の顔合わせな訳だが、これがなかなかどうして、芝居直前は血の気が多く、自分でも最近引いてしまう。
なにか私がおかしなヤツになってしまった訳ではないが、どうも振り返る速度が上がっていて、そのうち抜かしてしまうのではないかとさえ思う。
後悔が先にたつ奇跡のパターンだが、その奇跡が起こる可能性にかけている自分もいる。
マジでみんな通る感覚なのか確認したいが、こういった類の話は共有することは難しい。
これは高校三年生のときに起きた現象だが、とある状況になると、私は余分に世間に目をやるようにしている。
とある状況というのは話すと長くなるので割愛するが、高校三年生のときは極寒の中でも自転車で六本木まで走り抜け、その間よく見渡し、世間に対し何を思うでもなく、ただ帰るといったことである。
そこから十数年、学生時代とはまた違った忙しさに忘れていたこの感覚が、再び私を襲う。
いや本当にどこかやべーヤツなんじゃないかと思われそうでアレだが、そういうやべー話じゃなくて、みんなも感じるアレだと信じたい。
なんかほら、置き去りにした自分を振り返るみたいなやつ。
いやーなんか響きがヤバいな。
なんていうか、ほら、HUNTER × HUNTERで言うとナックルとメレオロンの絵があって、ナレーション同時に入るみたいな。
いやー、ヤバいか。
まぁいっか。
で、
早く帰って寝ろよと言われそうだが、この感覚では眠れず、とにかく帰らず外を行く。
家に持ち帰らないよう、家が嫌な場所にならないよう、この繰り返しては襲う不安にも似た虚無感が消えるまで、ただ行く。
目標も無いので、何か印象に残る訳ではないが、家の近くまで戻って来て気付く。
え、めぐみ?
そう、ようやく今日の写真についてである。
めぐみ?
え、誰?
てか、めぐみ?
どう見てもチューリップだが、めぐみ。
人の名前か?めぐみ?
めぐみさんの作品だとしても、石のタイルだし、手書きっぽくないし、全くの不明。
こんな物がサラりと理解できぬ程、私の精神状態はヤバいのか?
否
めぐみさんのチューリップの方がヤバい。
めぐみさんのチューリップか知らんが。
日付とかあったら、アレじゃん。作品っぽいじゃん。
でも、無いじゃん。
この謎のめぐみチューリップを眺め、思う。
振り返り、反省しては、また繰り返し、
生きている証がこれなのであれば、
自分はこれほど近しい人間に迷惑をかけていかなければならないのか。
もしくは迷惑をかけないよう努力するべきなのか。
ではすべきというのは自分の判断にできているのか。
そんなことを思い、また目をやる。
めぐみ?
え、ほんと何これ?
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⿻柳家東三楼の会 圓朝の夏⿻
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⿴日時⿻
7月8日(月)15:00/19:00
7月9日(火)15:00/19:00
全4公演
⿸場所⿴
築地ブティストホール
⿻料金⿸
前売3,000円
当日3,500円
⿴ご予約⿻
私までご連絡を!