いま夏本場です。

この時期は夏バテが心配です(牛も同じく)。対策には十分な休息と栄養摂取、そして水分補給が必要ですね😀。

皆さん、体調管理に気をつけてくださいね🤗。
 

また賑やかな話題はパリ五輪開催。

8月中旬まで感動、感激の毎日でしょう😃。

ナオキチブログの今回は「個体管理」リーダーの川田克哉さん(34歳)にインタビュー。

 

「個体管理」の仕事は、800頭規模の牛個々の情報(成長ステージ、生乳、繁殖、体調、投薬、治療歴など)の膨大なデータを蓄積、分析し、対策を考えていくことです。まさに中山農場の現場ブレイン的存在です😃。
川田さんは29歳11か月のときに中山農場に転職しました。30歳直前での決断😃。


生まれも育ちも東京の「生粋の江戸っ子」。学校を出てから、東京で警備、時計販売、不動産会社に身を置きました。不動産会社では、文京区エリア担当。文京区というと東大、お茶の水女子大がある教育と学問の中心地のイメージです😏。
仕事の中身は主に営業でした。成果主義、お客様中心主義。場合によっては客の理不尽な対応やわがままにも我慢して受け入れることが当たり前🙄。今で云う「カスハラ」(カスタマーズハラスメント)の状況だったのでしょう😫。

川田さん曰く「自慢でき、長く続けたい仕事であったが、自分の正直な気持ちとしては、やりきれなさ、嫌気がさしてきた」😥。自分の気持ちと向き合いながら、「人とあまり関わらないことをしたい」、「ビル街、人混み、交通で混雑した環境から逃れたい」と東京から離れることを考えていたら、なぜか北海道の大草原と動物のイメージ幻想が頭に“ふわっと”浮かんできたそうです😄。

そこで北海道へ行くことを決断。東京での思い出や未練を拭い去り、リュックサックとキャリーケースには必要最小限のものを詰めて。まるで都落ち、敗北感を持ちながら、あとは「新天地でやるしかない」という覚悟をもっての別海入り。縁あって中山農場に。


今年で5年目となりますが、いまでは農場の800頭すべての牛を管理する責任者です。
中山農場に入社した当時の上司が「牛エキスパート」だったそうです。一頭一頭牛の状態が頭に入っていて、管理を楽しんでいる様子を目の当たりにしました😝。その時の上司の姿に感動。牛のことについての知識も全くなく、真っ白な状態からのスタート。獣医師さん、上司、役員に聞いて、牛を観て学んだといいます。学んで習得することの喜び。その喜びがますます仕事への情熱に拍車がかかりました。その成長速度はまさに「うなぎ登り」ですね🤩。
毎日搾乳の2時間前(午前3時ごろ)には来て、搾乳作業が順調にスタートできるように体制を整えます。機転が利く、頼れる兄貴といった感じですね🫡。いまはリーダーとして教える立場でもあり、未知の領域を学ぶ立場でもあります。川田さんの責任感と常に学び続ける姿勢に心打たれました。
また自分が苦手とする人間関係。つまずきも多いですが、じっくり交流やコミュニケーションをとりながら、気楽に対応していきたいとのこと。周りのスタッフたちは自分との熱量が違うことに戸惑いも😥。でもこれは時代の流れで、寛容に受け入れなければならないとの考えです😊。
今まで折々にモデルとなる先輩や上司を目標に歩んできそうです。自己スタイル、自分流をある程度、認めてくれる中山農場に感謝の意を語ってくれました😃。
ナオキチにとっても刺激となった楽しい時間でした。お時間いただき、ありがとうござました。克哉さんの活躍にエールを送ります☺️