当社を創業から支えてくれた大工さんが亡くなりました。
享年82才
その大工さんは両親が結婚すると同じくらいにうちの丁稚奉公となったのです。
私が生まれたときには父の弟子として修業されてました。
その後一級大工技能士の資格をとり
第1線で50年間余り当社を支えてくれたのです。
その大工さんが亡くなったと連絡が来ました。
身内だけで見送るので家族葬で行うと。
新聞にお悔やみ広告がでなければ知る由もありません。
昨日はお通夜、そして今日は告別式
会場には遺族と親戚の方々だけです。
初めてのむら葬祭さんので家族葬に参列
担当の職員もついているし、内容、式次第は大きな会場と変わりません。
会場が小さいだけです。
これもいいもんだなと、自分の時は家族葬で十分ですね。
祭壇横には奥さんが棺に入れるものを祭壇に用意されていました。
カンナと鋸です。(燃えない金属は外してありましたが)
出棺まえのお別れでカンナ、鋸のえ、
そして一級建築大工技能士の証もいっしょに入れられました。
来世も大工さんになってほしいからと言ってました。
○〇大工さん、
お疲れさまでした。
当社のため本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。