親に心配かけまいとして黙っている。 |  株式会社中谷建設工業                                 ★★★ 住 人 十 色 ★★★

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ようこそ。十勝の音更町で建設業を営んでいます。
わたしで3代目となります。
中谷彰の日々の感情、建築への思いを書き綴っています。

最近のニュースで取上げられているのは
滋賀県大津市の中2自殺問題です。

いじめがあったのかどうだったかは
第3者わたしから見ると黒です。
これから当事者の中学校、教育委員会がどう出るか。

子供を自殺で亡くした親は、わが子をいじめから守ってやれなかったと
ずっと悔やんで生きていくのだと思います。

今日のお昼で中学時代いじめられた芸能人が生出演を見ました。
相当ひどいです。先生もほとんど見てみぬ振り。
どう乗り切ったか?
ガマンしかないと思います。だれも手助けしていないのですもの。

もし自分がタイムスリップして、その場にいたらどういう態度をとれるか?
皆自分がかわいいのです。

思い起こせば、40年ほど前、わたしの中学時代です。
やはりいじめはありました。
特定の女子を今で言う「キモイ」と言ってからかったりして
その子はいつも泣いていました。
でも当事はいじめられた子をかばう女子もいて、独りではなかったです。
また、クラス全員による無視はなかったです。
誰か手をさしのべる子がいたらと思います。

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無視といえば、自分は小学校4年生の時特定の女子からいじめではないですが
班ぬかしというクラスの班にいれてもらえない状況が
続き、さみしい思いをしました。
学級全体で班ぬかしが妥当かどうか審議したのです。
裁判みたいで、まるでわたしは被告のような立場でした。
(班抜かしの原因はわたしにあったのでしょうが)

そのときの担任は特に手を差し伸べず黙ってみているだけ。
泣いて班に戻してくれるようお願いしましたが、ダメ。
今でも泣いている光景が浮かんできます。

でもそんな状況は5年生のクラス替えでお別れできました。
そのきつい?女子と別クラスになったからです。
その後わたしは、仲間はずれのつらさを身をもって体験しましたので
遠足、修学旅行など仲間に入れない1人ぼっちのクラスメートには
積極的に声をかける人間となったのです。 
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当事自分もいじめている現場をみたら、
「やめろ」といじめている男子に注意をしていました。
勉強やスポーツに秀でた者がクラスを引っ張っていました。
そしてその者たちはいじめには加わっていませんでした。

この大津中学ではクラスを引っ張っていくタイプの人間がいたか?
もしいたとしたらどうだったか?
いまでもクラスには必ずリーダー的生徒はいると思いますが
その子はどう反応していたのか非常に気になります。

いじめている側にはいじめの意識がない、
けんか・からかっているだけという意識しかないのだと
今後もこの類の問題がなくならないでしょう。

自分は『この親にしてこの子あり』が根本だと思っています。
さらに先生も忙しすぎるし、問題を抱えたくないのでしょう。

一方いじめられている子は、親に心配かけまいとして黙っている。
いじらしいです。泣けてきます。
(自分の班抜かしの件も親には言っていないと思います)

いじめのない世界ができないものなのかな!

自分の過去にラップしてしまい、ちょっと長くなりました。

自分には中2の娘がいますが、うちの学校はどうなのか気になります。