昨夜、ふと妻が見ていたTV番組をのぞくと
辻井伸行さんがバンクライバーン ピアノ 国際 コンクールで優勝するまでの様子
を特集番組を行っていたのでつい終わりまで見てしまいました。
このコンクールはファイナルまで勝ち残ると20日間にも及ぶコンクールなのです。
実際は6月に優勝をした大会での過程をドキュメンタリーで構成されていました。
あらてめてすごい試練を経ての優勝なのでした。
この番組を見て知ったこと。
■ バンクライバーン というコンクールの名前がピアニストの名前であり
第1回チャイコフスキーピアノコンクールでの優勝したアメリカ人を
記念して出来たコンクールである。当時は、冷戦時代の最中で敵視国の大会で
優勝したので英雄扱いされた。
彼は現在も御元気で活躍されているということ。
■ このコンクールはテキサス州フォートワースで行われる大会である。
■ この大会に出場するピアニストはホストファミリー宅にお世話になり
また、このホストファミリー宅には目印の旗が掲げられ、非常なる名誉であること
このように大会をささえる市民も裕福でなければなりませんし、ホストに選ばれるのは
名誉で自尊心をくすぐっています。
このコンクールを支えるのはアメリカの寄付文化がある社会ならではと思いました。
● 見ていてすごいと思ったのは、辻井さんが譜面をどのように覚えるかであり
右手で引いた曲と左手で引いた曲をそれぞれ弾いてもらい録音して聞いて覚えるというのです。
すごい聴力と記憶力なのです。
この大会ではピアノソロ演奏だけではなく
弦楽四重奏曲とのコラボ、オーケストラとの協奏曲のコラボ審査される。
そのピアノ協奏曲ではラフマニノフの第2番を弾いていたので
めちゃ応援したくなりました。(わたしのお気に入りの曲なのです)
タイミングの取り方などは指揮者の息使いでスタートするなど
聴力のすごさを審査委員は評価していました。
目が不自由なのにそれ以上の演奏を行い優勝を達成したのです。
感動しました。
視力がない分、親御さんがピアノの才能があることに気が付き一生懸命
サポートしたこともすごいと思った。(4歳からピアノスタート)
国際コンクールとなるとすごくナショナリズムが出て、どうしても
日本人に勝ってほしくなります。 よかったです。
娘もピアノを習っていますが、こんなにも練習などできません。
やれといえば切れます!!普通の子供なのです。