(この男)③ | 認知症の義母と暮らしてました

認知症の義母と暮らしてました

今年、85歳になる義母は認知症です。昨年からうちに引き取り同居しています。義実家の片付けもあります。
ようやく特養に入り義実家ももう少しです








昨日も沢山のコメントくださり
ほんとうにありがとうございます
またもここでのお礼を
お許しくださいすみません
何度も読んでは涙して
そして気持ちが軽くなるふうこです
感謝しています








今日も吐き出させて頂きます







母が帰って来た翌日
葬儀屋さんと打ち合わせ
その日の打ち合わせ分は
済んで弟と帰り際
「もうな、家の中を大改造しようと
おもてるんや、ほんでな、
〇〇(母の旧姓)の時の荷物も
仰山あるしな、ぜーんぶ捨てようと
おもてんねん、もうええやろ?
なっなっ」
とこの男







私も義実家の片付けで
えらいめにあったから
片付けも捨てるのもなんらかまわない
けど
前日の夕方に息を引き取り
夜に帰って来たばっかりの
このタイミングで言うことか
まだ生きてるかのように
寝ている母がそこにいるというのに
どうぞと一言だけ返す






あまり話さない無口な旦那が
帰ってきてからぼそっと
あんな言い方ないやろと






私が家についた頃に
ケータイにこの男から電話
母の遺影にする写真がないという
そんなわけないやん
一昨年も去年も全額こちら負担で
二人を旅行に連れて行って
どちらも一冊づつ
アルバムにして渡してる
(この時もお金のことで一悶着あり
このこともまた書かせてください)
笑顔のいいのがあったはずというと
どこにあるかわからんて言う
仕方なくまたプリントアウトして
翌日に持っていった
行くと居間のすみに
古い沢山のアルバムがつんであった
ここの子供たちが小さいときのもの
そんなのに母の写真はないし
あったとしてもはるかに若い
それを指差して
「こんなに、探してもないんや
ほんまにどこいったんやろなぁ?」
と一応探してるアピール
若いときの写真にする方もおられるが
私にいってくると言うことは
そうではないようだ






聞こえないふりして
黙ってやり過ごす
コイツ捨てたな………
だから昨日の帰り際に
辻褄あうようにあんなことを………






しばらくすると打ち合わせに
やって来た葬儀屋さんに
私が選んだ母の写真を
渡しておいた
あとから何か言ってくるかと
思っていたらなんもなし
どうでもいいということか






しかしながらに
これほどとは思わなかった
夫婦仲もとてもよかったし
いつも二人一緒だったし
母も好きなようにしていたし








本人がいない今
やりたい放題の言いたい放題
こんな男くそくらえ








読んでくださりありがとうございます