夏大島紬とオシャレ着洗い | 着物のデザイン

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着物についての備忘録も兼ねて。

4月5月の暑い日は単衣を着る方も少なくないようですが、この頃はまだ寒い日もあるので単衣の出番が少なく、6月は暦的にも単衣だと言うことで単衣を着ようとは思うのですが、暑くて単衣すら着る気にならない、と言う感じで、毎年、単衣の出番は少ないです。

 

そうこうしているうちに、すっかり暑くなり、今週末はもう7月。こんな季節はやはり夏大島が良いですね。麻の長襦袢、夏大島に博多紗献上帯(帯揚げ、帯締めも夏物にしました)。

 

 

夏の着物は自分で洗えると安心です。麻の長襦袢は普通の洗濯機洗いで問題なく(私は問題を感じたことがない)、夏大島紬や琉球壁上布のような透ける絹は、エマールなどのオシャレ着洗い洗剤を使って、洗濯機のドライ洗濯機能で洗って問題なかったです(手洗いももちろんOK)。これまでに、何回か、夏大島紬を洗濯機でドライ洗濯しましたが、そのまま干して、特にアイロンがけもしなくても良い感じになりました。繊細な絹モノを洗って大丈夫な条件なら大丈夫なようです(心配な方は季節の終わりにクリーニングに出してください)。

 

半袖Tシャツでもノースリーブでも暑いので、夏大島紬でもそれほど暑さは変わらないと思います。

でも、もっと暑くなったら、着物自体も麻に変えたいですね。

 

越後上布や宮古上布などと言わなければ、お手頃な価格で素敵な麻の着物が入手できると思います。もちろん、越後上布・宮古上布は素晴らしいですが(お値段も素晴らしすぎて、とても普段に着る気がしない・・・)。