R.I.P. アヌーク・エーメ | dramatique

R.I.P. アヌーク・エーメ

 

アヌーク・エーメが6/18に他界した。
92歳。私の母と同い年だ。
ニュースを知り、皆の追悼を眺めながら、何となく何も言えずに過ごしていた。

最後の主演作を観たのは、ちょうどコロナが始まったばかりの2020年初めだった。共演者のジャン=ルイ・トランティニャンも、試写イベントに出演していた高橋幸宏も、皆天国に逝ってしまった。

『男と女』や『81/2』から気が遠くなるほどの時間を経てもなお、ジャン=ルイとユーモア溢れる演技を見せ、クールビューティーな女優ぶりを披露してくれた。

やはりカッコいい。







同い年の母はもう長く意識が混濁した状態で床に臥しているけれど、彼女はギリギリまで現役だった。個人差はあれど、やはり人はいつか死ぬ存在なのだよね。

当たり前のことだが、誰かが亡くなるたびにそう思う。

…どうぞ安らかに…

Bon Voyage★