本日のブック部:風文庫にて
先日、舫書店で知った消しゴムはんこ作家の古本ハレクモさんとイラストレーターの五月病さんによる展示「いつかのワンシーン」を見るため、阪急・芦屋川駅近くの風文庫という本屋さんに寄ってみた。
なぜかこれまでJRの芦屋駅を使うことが多く、阪急の芦屋川駅に降り立つこと自体が新鮮な上に、風文庫へ向かう短い距離の高架下にも素敵なお店がずらり。
当時は斬新だったであろうヴィンテージマンションが、長い年月を経て、その特別な個性を改めて認識される…なんて還暦の解釈をここに見るような感じ。
基本的に月木が休みで、11時〜18時にオープンしている。
新旧の推し書籍やZINEだけでなく、展示も開催。
「タイルの暖炉コーナーが、どんな展示も特別に見せてくれて助けられています」と店主が言うように、このタイルのコーナーは書店の雰囲気を決定づけている。
そして、この窓辺で本を紐解く時間は格別だ。
窓から風がそよそよと流れ込む。
借りた本棚に自分の本を置いて販売できるらしいのだけど、当然ながら満員で、待ち人もいっぱい控え中とのこと。
ワークショップなどに使用されている畳の間。
どこもかしこも味のある空間だ。
風文庫も芦屋川も物凄く気に入ってしまった。
今度は風文庫のために時間をたっぷり作って、窓辺の机でゆっくり本を読みたい。
帰りに、ちょっと気になっていたお店に近寄ってみた。