2024/03/11に思うこと
今日3月11回で東日本大震災から13年。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
被災された皆さまの傷が少しでも癒やされますように。
日本は地震国だから、これからも予測不能で続いていく。
そして、地球上のあちこちで起こっている自然災害や戦争。いつも誰かが耐え忍んで暮らしている。
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一方、今日はアカデミー賞の授賞式で、華やかな実況中継をWOWOWで眺めていた。主要な賞に関して今年はまともな印象だ。
キリアン・マーフィー、クリストファー・ノーラン、おめでとう!
日本の作品が長編アニメーション賞と視覚効果賞を受賞するという快挙も、喜ばしいことである。
個人的に、ライアン・ゴズリングがショッキングピンクの衣装に身を包んで歌い踊る姿がバッチグーなのだった
一応、関連記事を貼り付けるけど、うざい広告とかが入ってくるのでsorry…
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また、今日は闖入猫チビクロに避妊手術を受けさせるために「のら猫クリニック」の予約を入れていた日。
どうしても朝の10時に野良猫を捕まえて連れていくのは至難の技で、キャンセルの電話をかけて「こういうことが何度も続くかもしれません」と伝えたら、よくあることらしく再予約になった。
コクトー「チビクロにそこまでやってあげるなんて…ったく」
(いや、家で子猫を生まれても困るしね…^^;)
ルナ氏「チビクロは何だか可愛いものね〜」
チビクロの左目の調子が悪そうなので、ごはんを食べている時にそっと捕まえて目薬をさしてあげた(朝の9時半頃に捕獲できたら良かったのになあ)。
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塩屋の町を歩く度に見かける、門柱にタコが乗っかっている民家が気になっていた。
でも、昨日くらいからタコではなくなっていた。
…!
3/20(水)春分の日に神戸市垂水区塩屋町4-4-6で開催される、秘密基地DO-ZO × あいうえおもち企画の「シオスイ」という工作体験型水族園(工作と変身ワークショップ)で、スペシャルなゲストも参加されるのだとか。
塩屋は町ぐるみで盛り上がっていて、魅力的で面白い町だと思う。不便なところはあるが、都心と田舎暮らしの両方が楽しめるのだろう。
ただ、何十年も住み慣れていた東京のホームタウンだった場所が、自分で思う以上に故郷化していたみたいで、今、ホームシックのようになっている。
映画を撮り続けようなんて思わない方が良かったのかもしれない(そのせいで経済的にもエネルギー的にも大変になった)。もっと遡ると、家にこだわらず、海外での仕事を続けた方が良かったのかもしれないし、役者を続けた方が自分らしかった気がする。
いずれにせよ私は不器用な人間なので、チャンスの90%を棒に振り、残りの10%でどうにか小さな古民家に流れ着いて養生中というわけだ。
過去を振り返ってもどうにもならないけれど、今苦しんでいる若い人がいたら、年を取ってからの方が大変だから、今悩み苦しむよりは、聡明であれという言葉を授けたい。
次々と訪れるチャンスをちゃんと判断できる理性があれば、それを生かして飛躍できる。そして、光輝く場所に立っていられる。
アカデミー賞の授賞式を見ていて、昔からよく知る人たちが老人になっている姿に、つくづく人間は年老いて死んでいく存在なのだと思った。
『ラスト・エンペラー』で、晩年の溥儀が庭仕事をしていたけれど、最後に癒されたのかな?
私も今、ささやかな庭作りを楽しんでいる。
(そのうち飽きるかもしれない)
Bon Voyage★