ゲイリー・オールドマンからサム・ロックウェルへ
※注:このブログは『マンク』を観る前に書いたので、『マンク』をみたら、ひょっとしたら評価が変わるかも?
…と思ってNetflixで観始めたけれど、どうも劇場じゃないと強制力がなくてすぐ止めてしまいました。
ゲイリー、太りましたよね? 役作りのせいだけじゃなくて。
ただ、2021年にはさらなる新作(鎮痛剤依存症の話)も予定されてるみたいなので、まだまだ巻き返してくるかも…しれません。
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かつての「エキセントリックな役をやらせたら右に出る者はいないという立ち位置のゲイリーが好きだった」という人は多い。
でも、最近の彼は何だかいつも同じような眼鏡顔で、常識的な大人の役に落ち着いてしまった感がある。
「子供たちに良い大人に思われたいから」なんて普通のコメントを聞かされるとつらい。まあ、そうなんだろうけど。
たまに趣の異なる役柄を演じても、デブの特殊メイクごりごりなチャーチルだったりして(評価されて良かったけど、それも大人っぽいな)。
しかし、失望するのはまだ早い。燦然と輝ける人物がまだおりましたのですよ。
そう、その人物とはサム・ロックウェル。
『グリーンマイル』でのサイコな真犯人たる囚人をはじめ、『スリー・ビルボード』でのヤバい巡査、『バイス』でのお馬鹿なブッシュ…数え上げるとキリがないけど、色々やれてしまうし、どんな人物も面白く切り込んでくれる。
「いいか、権力を手に入れると人はモンスターになるんだ」
…シビれるなあ。
役が不安定な分、本人はバランスがいい人なのかもしれない。
そんなわけで、まだまだ好きな俳優↑や、お楽しみの番組プログラム(今宵の『岸辺露伴は動かない』みたいな…)がある限りは、私のスイッチもガシッと入ってくれるのでした。
Bon Voyage★