霜月の試飲会〜抹茶を愉しむ会〜@櫻井焙茶研究所 | dramatique

霜月の試飲会〜抹茶を愉しむ会〜@櫻井焙茶研究所

テーマ「グルメ」でいいのかな…と一瞬迷いながらもとりあえず。

このところ、仕事で過酷なバトルのような状況にあり、疲弊からなかなか抜けられない自分を癒すため&研究のために、櫻井焙茶研究所@青山スパイラル5階で開催された霜月の試飲会「抹茶を愉しむ会」に朝から参加して来ました。



まず、抹茶の定義から…

抹茶とは、覆い下で栽培された生葉を揉まないで乾燥した碾茶(てんちゃ)を茶臼で挽いて微粉状に製造したもの。


碾茶とは、茶園の周りに日除け用の棚を作り、茶摘み前の2週間以上の間、葦箕などの自然素材や寒冷紗などの化学繊維で日陰を作って栽培した茶樹(覆い下茶園)の新芽だけを摘んで、蒸気で蒸し、揉まずに乾燥させた緑茶のこと。

説明

説明

説明を茶臼で挽いて微粉状にしたもの碾茶とは、茶畑の周りに日除け用の棚を作り、茶摘み前の2週間以上の間、葦箕などの自然素材や寒冷紗などの化学繊維で日陰を作って栽培した茶樹(覆い下茶園)の新芽だけを摘んで、蒸気で蒸し、揉まずに乾燥させた緑茶のこと。これを挽くと抹茶に。


覆いの効果で茶葉中の葉緑素が増加し、渋みの元のカテキンの生成が抑制されて、旨味成分のアミノ酸類が残り、緑色の濃い、旨味のあるお茶になるのだとか。

ただ、ハーゲンダッツやスタバが抹茶を扱うようになり、生産量を増さなければいけなくなってからは(業界ではハーゲンダッツ・ショックというらしい)、石臼ではなく機械を使って製造したものが多く流通している現状なのだそうです。

そんなわけで、今日はちゃんとした抹茶をいただける貴重な機会…ということで。

所長の櫻井真也氏↓


次々と回って来る抹茶の「香」「味」「色」をテイスティング。京都府宇治の抹茶3種に福岡県八女1種、そしてブレンド1種。

抹茶はカフェインが多いらしく、「覚悟してください(笑)」と櫻井所長。


途中、お菓子やお漬物も振る舞われます。


おぜんざいも登場。


炭酸で点てた抹茶レモネードなど変わり種や、フロマージュにオリーブオイルや塩と抹茶をアレンジした一品も。


最後に、各自で合組(ブレンド)をして、点てた抹茶は飲み、残り半分はお正月のために持ち帰ります。


↑私のブレンドです。

お正月に点てるのが楽しみです。

抹茶酔いというか、カフェインバキバキというか、凄いテンションになるかもしれません。

アロマのテイスティングとは趣が異なる日本茶のテイスティング。次回は1月の予定だとか。また優雅な時間を愉しめるといいな。


雨の土曜日。


Bon Voyage★