これから観に行きたい映画的状況2019年夏① | dramatique

これから観に行きたい映画的状況2019年夏①

いよいよ酷暑8月晴れあせるの火蓋が切って落とされました。
 
なるべく涼しい場所で大人しく待機していたいので、行動も厳選して、夜行生物のように(夜も暑いけど、太陽光を避ける意味で)振る舞いたいと思っています。
 
 
 
そんなわけで…とはいえ…
 
 
やはり、毎年恒例の「中原昌也への白紙委任状」@アテネ・フランセ文化センターは外せません。
→期間は、2019年8月12日(月・祝)~8月17日(土)の6日間。
 
今年の題目は…↓
 
★8/12(月・祝) 18:30〜
メルビンとハワード』1980年/95分/アメリカ
監督:ジョナサン・デミ
トークゲスト: 青山真治
 
★8/13(火) 18:30〜
男の傷』1981年/109分/アメリカ
監督:アイヴァン・パッサー
トークゲスト:遠山純生
 
★8/14(水) 18:30〜
真夜中の青春』1970年/112分/アメリカ
監督:ハル・アシュビー
トークゲスト:クリス・フジワラ
 
★8/15(木) 18:30〜
プラベート・パーツ』1972年/87分/アメリカ
監督:ポール・バーテル
トークゲスト: 滝本誠
 
★8/16(金) 18:30〜
間奏曲』1957年/89分/アメリカ
監督:ダグラス・サーク
トークゲスト:結城秀勇
 
★8/17(土) 18:30〜
怒りの刑事』1973年/112分/イギリス
監督:シドニー・ルメット
トークゲスト:篠崎誠
 
 
…で、何と、もう再来週に迫っています。今年はどれだけ行けるか?…楽しみです。
 
 
 
それから…
 
 
 
すでに上映中の「ゴーモン珠玉のフランス映画史」@恵比寿ガーデンシネマも、まだまだ8/23(金)までやっているので、たとえば目の前で8/25(日)までの金土日19:30から繰り広げられているピクニックシネマとセットで楽しむ手もあります。
 
 
 
いかにも暑そうだけれどね…あせる
 
しっかり備えをして、いざという時は涼しい場所に避難するということで。
 
 
 
実は、恵比寿ガーデンシネマで心待ちにしている作品がありまして、それは以前にも取り上げたと思うけど…
 
 
 
8/24からの『ジョアン・ジルベルトを探して』だったりします。
 
 
 

※追記

今、ものすごくたくさんの映画がありますよね。だからキリがないので、個人ブログとして今日はほんの偏った一部。なのにダブってるジョアン・ジルベルトには何か私なりの直感があるのでしょう。私の直感も外れることがありますが、音楽や風景を味わえるだけでも幸福というものです。

 

私が拙いながらも映画を撮り始めた頃にはまだ世の中に隙があったのかもしれません。テクノロジーの進化やライフスタイルの変化によって、あっという間に映画ビジネスは急成長して別物になってしまった感があります。

 

映画芸術が死に絶えてしまうよりも拡張を喜ばしいと解釈するにしても、時間とエネルギーを使う映画(だけではなく、あらゆるメディアや情報にまつわるのだろうけど)を自分なりにしっかり選ぶ必要がある時代なのだと思います。

 

その一方で、あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」の中止など、実は根本的な問題は何も変わらないような現状も痛感している今日この頃です。

 

それなのに、インターネットが支配する現代で、各々の利益を上げるビジネス活用や承認欲求に人々が浮き足立ち、その感染力に対して麻痺してきていることにちょっとした危惧を抱いたりしています。

 

 
 
つづく…
 
 
 
 
今日も夏バテ・ルナ氏なのでありました。
 
 
Bon Voyage★