人類を救う 100万人の法華経入門 『妙法蓮華経如来神力品第二十一』について 10 | 中杉弘の人間の探求

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467 ※十方世界ー四方(東西南北)・四隅(東南・東北・西南・西北)と上下。 全世界という意味。

人類を救う 100万人の法華経入門 『妙法蓮華経如来神力品第二十一』について 10


 「所散の諸物、十方より来ること、譬えば雲の集まるが如し。」

所散の諸物、十方より来ること、譬えば雲の集まるが如し。

雲が集まるが如くにして、宝が集ってくるのです。

「変じて宝帳(ほうちょう)と成って、徧(あまね)く此の間の諸仏の上に覆う。」
 変じて垂れ幕を垂らして美しく飾りつけた調度と成って、徧(あまね)く此の間の諸仏の上に覆う。
 「時に十方世界通達無碍(むげ)にして一仏土の如し。」
 時に十方世界通達無碍(むげ)にして一仏土の如し。

これは、本当です。皆さんが法華経を修行していくと、体も健康になり、お金にも困らず、運もよくなるのです。人生の中で、どこにもぶつかるところはありません。これを融通無碍といいます。そのために法華経の信仰をしているのです。人生の明かりを求めて、しかも永遠に続いていく明かりを求めていくのです。

自分の正体がわかるために、法華経の修行をしていくのです。そこに龍神様が来ないわけがありません。あらゆる諸仏が法華経を広める人を護り、尊敬してくれて、仏さまと同じように供養されるので、何も困らなくなるのです。

自分が法を広めていない間は、困難を感じるのです。法を広めても、「この人を立派にしよう」と思う場合は、困難に遭うのです。それは、苦行ではありません。

人生は、困難に遭う場合もあります。具体的には「人間関係がうまくいかない、思い通りにいかない、お金がない」という場合があります。法華経を信じて、そのようなことが起こるならば、その人が未熟だからです。

「お前はもっと修行しなさい」という意味で、仏様から苦しい立場を与えられるのです。それを乗り越えると、苦しみは永遠になくなるのです。人生は、その戦いの連続です。自分が成仏して仏になっていくのに、「お金がない」「生活保護を受けている」などと言ったら、苦難を脱していません。

法華経の信仰をすると必ず恵まれてくるのです。仏様の像は、金でできています。人間が造ったものですが、仏様はお宝様に恵まれてくるようになるのです。仏様は、金、銀、瑠璃、珊瑚などの宝石に囲まれているのです。法華経を広めている人も、恵まれてくるようになるのです。

何も困らなくなるのですが、「お前は法華経を信じているけれども、まだまだ未熟だ」という場合は、困難に遭うのです。「困難に遭う」ということは、やがて困難を乗り越えて、人生に勝利するために仏様が与えてくださる慈悲なのです。

ちょっと困難に遭ったからと言って、法華経を離してはいけません。よくなったから信仰を続けるのではありません。悪くなったから信仰を続けるのです。それは貴方が未熟だから、困難に遭うのです。「お前には、このような修行が必要だ」ということで、仏様から与えられた修行です。そう思えばよいのです。

よくなっても功徳であり、悪くなっても功徳です。法華経の行者が、悪くなるはずがありません。まだ、貴方の境涯が何も変わっていない場合は、信心が未熟だからです。「まだ人間性の悪い面がたくさんあるから、それを直すために修行しなさい」、という意味で困難な目に遭うこともあります。
 「爾時に仏、上行等の菩薩大衆に告げたまわく、」
 爾時に仏、上行等の菩薩大衆に告げたまわく、

上行菩薩は、偉いお坊様です。御本尊にも書かれています。上行菩薩菩薩が、代表するということです。
 「諸仏の神力は、是の如く無量無辺不可思議なり。」

諸仏の神力は、是の如く無量無辺不可思議なり。

諸仏の神通力は、どんなことでもできるのです。天も地も仏のものです。
 「若し我、是の神力を以って、無量無辺百千万億阿僧祇劫に於いて、嘱累(ぞくるい)の為の故に、此の経の功徳を説かんに猶(なお)尽くすこと能(あた)わじ。」
 若し我、是の神力を以って、無量無辺百千万億阿僧祇劫に於いて、嘱累(ぞくるい)の為の故に、此の経の功徳を説いても、猶(なお)仏様の神通力は、尽くしきれません。(11に続く)

 

 

『妙法蓮華経如来神力品第二十一』

所散の諸物、十方より来ること、譬えば雲の集まるが如し。

変じて宝帳(ほうちょう)と成って、徧(あまね)く此の間の諸仏の上に覆う。

時に十方世界通達無碍(むげ)にして一仏土の如し。
爾時に仏、上行等の菩薩大衆に告げたまわく、

諸仏の神力は、是の如く無量無辺不可思議なり。

若し我、是の神力を以って、無量無辺百千万億阿僧祇劫に於いて、嘱累(ぞくるい)の為の故に、此の経の功徳を説かんに猶(なお)尽くすこと能(あた)わじ。

 

 

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