中杉弘の文化防衛論 ① | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

再投稿【すごい日本人】戦争の天才が発した東京裁判での衝撃の証言!東条英機の敵と目された帝国陸軍・石原莞爾、戦犯自称の真意とは!?

 

 

中杉弘の文化防衛論 ①

 

 三島由紀夫先生は、『文化防衛論』という本を書かれていますが、僕の考えは、少し違います。「文化というものをどのように考えるのか?」ということです。

 その前に人間は、それぞれの国で自慢するものをもっています。日本人も自慢するものをもっているのです。世界中で民族の自慢できるものがありますが、日本の自慢できる文化とは、何でしょうか? 

 これを考えてみると、とんでもないことに気が付くのです。皆さんが忘れていることがあります。日本の文化というものは、天皇から始まり、天皇に終わるのです。日本は、2800年の歴史を持っているのです。

 まさに驚異的な歴史です。こんな歴史をもった国は、世界を探しても他にはありません。日本の天皇の歴史は、2800年の歴史を持っています。そんな国がどこにあるのでしょうか? 

かつて、世界の四大文明がありましたが、全て継続していません。ローマ帝国も終わり、ギリシャ文明も終わり、モンゴル帝国も終わっているのです。

 アメリカに逃げてきた白人のプロテスタントが新しい国を造りましたが、アメリカの文化も終わっています。これを詳しく知りたければ、『新資本主義の終焉』(ゲイリー・ガーストル著 田口未和訳)という本を読んでもらえればわかります。アメリカはもう終わっています。

 文化というものは、次から次へと新しい文化が生まれて、生まれた文化は終わりを迎えるのです。中国5千年の歴史は全く嘘っぱちです。中国には、連続した文化はありません。続いたとしても、せいぜい50年か、100年です。

 秦の始皇帝の国は、紀元前905年に造られた国ですが、始皇帝死後、15年で国が滅んでいます。チャイナは、「シナ」が語源です。始皇帝の秦が語源です。

 始皇帝の秦と、共産党の中国は何のつながりもありません。まったく違う民族の国です。中国は、国ができると新しい勢力が国を倒して、自分達の王朝をつくり、また新しい勢力が王朝を滅ぼして国を造ってきたのです。

 これを易姓革命といいます。天の神がふさわしい人がいたら、その人を皇帝にするのです。大王の徳が終わると、また新しい王朝がおきてくるのです。前の王朝と次の王朝は、つながっていません。

 世界の歴史は、すべてそうです。エジプト王朝も、ローマ帝国も滅亡していますが、日本の国の歴史は、2800年も続いているのです。これは、すごいことなのです。

 日本は2800年の間、天皇が続いているのです。その間、様々な武将がでてきて戦があったのですが、皇室は守られてきたのです。徳川幕府ですら、皇室のことをいつも心配していたのです。徳川家康だけではありません。源氏も平家も皇室を大事にしてきたのです。真に不思議な文明です。

「日本の文化とは、小説だ」という文化防衛論ではなくて、「日本人が世界に誇るべきものを一つだけ出してください」と言われたら、それは間違いなく天皇です。これが僕の「文化防衛論」です。

 天皇の存在を認めているということが、一つの文明です。天皇がいない文明もあります。共産主義の国や、社会主義の国がそうです。天皇などいません。権力を奪うたびに殺し合いが行われてきたのです。

 資本家を殺して共産主義が生まれてくるのです。共産主義は、独裁者を生んで、粛清に入るのです。殺し、殺し、殺しの歴史が共産主義の歴史です。ひどい民族です。

 「世界に誇るべきものは何ですか?」と聞かれたら、「日本!」と答えなければいけません。「日本人の守るべきものは何か?」と聞かれたら、答えは「天皇」です。日本人の誇るべきものは、2800年間も天皇を維持してきたことです。世界の誰も持てなかった天皇がいらっしゃる国が日本です。

 2800年の長きにわたり維持されてきたのです。それは、いかなる乱暴者が現れても、信長ですら天皇を誅して天皇に成り代わろうとすることはしていません。それだけ天皇というものは、権威をもって迎えられてきたのです。

 「今後、日本人の誇るべきものは何ですか?」と聞かれたら、「それは、天皇です」と言わなければいけません。そのことを忘れているのではないでしょうか? どこの国を探しても天皇はいません。絶対にいません!

 その天皇を日本はいただいているのです。日本は天皇を中心にした文化をつくってきたのです。これは、日本の文化です。僕の「文化防衛論」とは、そのことを言っているのです。

 紫式部の文学や、能が文化ではありません。天皇を中心にした文化を維持してきたということが、日本文化の源です。これは、驚くべきことです。

 他の文明は100年足らずで滅んでいます。2800年も国家を維持してきたということは、驚異的なことです。

 外国人から「日本人とは、何ですか?」と聞かれたら、「はい、天皇をいただいている国民です」と言えるのです。「今後はどうなるのですか?」と聞かれたら、「はい、天皇を中心にやっていきます」と答えればよいのです。

 民主主義だとか、共産主義だとか、リベラルだとか、何をふざけたことを言っているのでしょうか? 2800年続いている天皇の歴史から見ると、リベラルも左翼も、ゴミのようなものです。そんなものは、すぐに滅びてしまいます。残るのは天皇だけです。世界の国の中で生き残っていくのは、日本だけです。そのことにアインシュタインは気が付いたのです。

 日本という国はすごいのです。まさに神聖日本です。「こんな国があったのか」とアインシュタインは、驚いたのです。ドイツには、何もありません。「日本がうらやましい」と思ったのです。

 しかも日本には神話があります。「天皇はなぜ生まれたのか?」という神話をもっています。こんな国があるとは思わなかったのです。アインシュタインは、世界中を見てきたけれども、日本に神の国を発見したのです。アインシュタインは、以下のように言ったのです。

 

■アインシュタインの言葉

近代日本の発達ほど、世界を驚かしたものはない。
この驚異的な発展には、他の国と異なる何ものかがなくてはならない。
果たせるかなこの国の、三千年の歴史がそれであった。
この長い歴史を通して、一系の天皇をいただいているということが、今日の日本をあらせしめたのである。
私はこのような尊い国が、世界に一カ所位なくてはならないと考えていた。
なぜならば世界の未来は進むだけ進み、その間幾度か戦いは繰り返されて、最後には戦いに疲れる時がくる。
その時人類はまことの平和を求めて、世界的な盟主を挙げねばならない。
この世界の盟主なるものは、武力や金力ではなく、凡ゆる国の歴史を抜き越えた、最も古くまた尊い家柄ではなくてはならぬ。
世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。
それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。
吾々は神に感謝する、吾々に日本という尊い国を、作って置いてくれたことを。

 

 日本は神の国です。日本のような国は、世界中を探してもどこにもありません。江戸時代にペリーが黒船でやってきて、「開国しろ」と大砲で脅かしたのです。日本の国を開国させて、明治維新をつくらせてきたのは、ペリーです。

 大日本帝国陸軍中将の石原莞爾は、「もし、裁判をやると言うならば、この法廷にペリーを呼んで来い!」と言ったのです。一番の戦犯は、ペリーです。眠っている国に対して、「起きろ、起きなければ大砲をぶち込むぞ!」と言って、大砲で脅かしたのです。

 日本の国を引っ掻き回して、「革命を起こして徳川家を倒せ!」と手を貸したのです。徳川家を倒したのですが、天皇は倒せなかったのです。これが大事です。政治の実権を持っていたのは徳川家ですが、日本の主権者は天皇です。

 水戸光圀公の『大日本史』、頼山陽の『日本外史』では、それを教えているのです。文章の中で天皇がでてくると、一段高いのです。徳川家がでてくると、一段下です。それを読んだ人は、「徳川家よりも、天皇が上だ」ということが、すぐにわかったのです。

 天皇は目に見えませんから、そのような工夫をしたのです。江戸時代の庶民は、天皇がいることを知りません。でも、「天皇が存在するのだ」ということを文章で教えたのです。(②に続く)

 

 

 

お読みいただきありがとうございます。
よろしかったらクリックしてください。

応援よろしくお願いします!

    ↓↓↓


人気ブログランキングへ

※今年から、『中杉 弘の徒然日記』は、月曜日から、金曜日まで掲載します。

土曜日(0:00)は、正理会チャンネルをご覧ください。

 

■新番組「中杉弘の毒舌!人生相談」

 

 

第16回、10月7日(土曜日)0:00公開!
是非、ご覧ください!
      ↓

 

 

 ■『正理会ちゃんねる』は、土曜日連載中です。

      ↓

 

 

第27回目のお話は、「創価学会の歴史②」です。9月22日土曜日0:00公開!
    ↓

 

 

■『中杉弘のブログ』2006年より、好評連載中です!

     ↓↓↓ 

http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/?blog_id=2098137   

 

 

■『中杉弘の人間の探求』にて、「法華経入門講義」を連載しています!

こちらもご覧ください。

    ↓↓↓

https://ameblo.jp/nakasugi2020