人の行く裏に道あり花の山 ② | 中杉 弘の徒然日記

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【超人気店13選!福岡市・博多ラーメン】2023年 地元民オススメ名店を一気にご紹介!福岡ラーメン総集編(博多・天神・西新)【福岡観光】hukuoka とんこつラーメン pork bone ramen

 

 

人の行く裏に道あり花の山 ②

 

商売でお客さんの心を打つためには、どうしたらよいでしょうか? 

その一つの例として、高円寺に博多ラーメンのお店ができたのです。これはお笑い芸人の千原ジュニアさんが「高円寺にすごいお店ができた。いつできたのかなと思っていたら、博多ラーメンができたので、早速行ってみました」と言うのです。

千原ジュニアさんがラーメンを食べると「これは、うまい。本場の博多に来たみたいだ」と言っていたのです。

僕も早速、行ってきました。30分並んで食べたのですが、全然美味しくありませんでした。「何故、こんなに流行っているのか?」というと、一時的な現象です。お店には、「博多ラーメン」と書かれた木箱が置いてありましたが、空輸で来るのでしょう。博多ラーメンを売っているのです。

テーブルにはタレがあり、タレをかけて出来上がりです。ラーメンは、ドボンとお湯につけるのです。だいたい10秒たって、どんぶりにあけるのです。そこにタレをかけて、ネギをかけて、太いチャーシューを入れて出来上がりです。

僕から見ると、「なんだこれ、インスタントラーメンじゃないか」と思ったのです。ところが、お客さんは博多ラーメンを知らないから、「博多ラーメンだ」と言われると、並んで食べてしまうのです。しかも、「美味い、美味い。これば本場の博多ラーメンの味なのか」と言って、食べてしまうのです。

値段は、950円ですから、儲かります。そのお店のラーメンは、インスタントラーメンです。150円くらいの原価でつくり、950円で売れるのです。それで儲かるのです。このようなお店もあります。これも「人の行く裏に道あり花の山」です。

20年くらい前に流行った“なんでんかんでん”も、最初は環七でお店をやっていたのです。その頃は、お客さんがものすごく並んだのです。1時間待ちもざらにありました。「何故、このお店がダメになったのか?」というと、これはオヤジのしゃべりすぎです。

お店が流行っていた頃、社長はテレビに出まくっていたのです。「社長さんは、博多ラーメンをどこかで修行されたのですか?」と聞かれたのです。すると、「僕は修行なんてしていないよ。自分で博多ラーメンを作ったのだよ」と言うのです。

「美味しいですね」と聞かれると、「豚の脳みそをつかっているのだよ」と答えたのです。言わなければよいことを、しゃべってしまったのです。“なんでんかんでん”のあたり一面に匂っていた匂いの正体は、豚の脳みその臭いだったのです。そんなことを言ってはいけないのです。

「俺は素人である。博多ラーメンの修行などしていない。人からちょっと教わってつくってしまったのだ」と言ってしまったのです。それをテレビでしゃべってしまったとたんに、お客さんがサーと引いてしまったのです。

竹田恒泰さんのラーメンも、お客さんには通用しません。ラーメンは、美味しければよいのです。それを「俺はどこにも修行していない」などと言ってはいけないのです。

それから、飯田商店というラーメン屋が湯河原にありますが、住宅街から一本奥に入った通りにあります。そこは、100人くらい並んでいたのです。僕も「1回食べてみたいな」と思ったのですが、あまりにも並んでいたので食べることはできなかったのです。

並んで券を買う人でなければ、食べることはできません。「どんなラーメンなのかな?」と興味をもっていたのです。K食品でも飯田商店のラーメンを出したことがありますが、美味いわけがわかりました。

飯田商店の店主は、佐野ラーメンの弟子だったのです。裏道にある普通の一軒家のラーメン屋ですが、100名も並んでいたのです。それだけ美味いのです。ラーメンを高く売れば、大儲けです。

そんなことをやっても、簡単に事業はできてしまうのです。僕のやったK食品は、創業時には、「500万円でできる店をつくれ」と言ったのです。僕は、そのようなことを考えるのが好きですから、500万円のお店をつくってしまったのです。だから、「フランチャイズをやりたい」といろんな人が加盟してきたのです。

お店をつくるにあたり、立派な冷蔵庫は高いから中古でよいのす。ラーメンをゆでる機械は高いから、「寸胴でやれ」と言ったのです。寸胴2つと、ガス台2つでラーメン屋を始めればよいのです。テーブルは、レンガかブロックを積んで板を乗せれば、500万円でお店ができたのです。

現実的に店主が儲かればよいのです。最初に500万円のフランチャイズをやりだしたのです。すると、10軒のお店ができたのです。今は、レベルを上げていますが、最初は、「500万円しかもっていない人がラーメン店を出せて、お金が儲かる」ということで考えたのです。

ちょっと考えただけでもう利益がでてくるのです。今では100億円の企業です。全国で300店舗あります。僕はその仕事が終わって、会長を辞めていますが、そのような仕事は簡単にできてしまいます。

カレーハウスCoCo壱番屋は、オジサンとオバサンが2人で始めた喫茶店だったのです。「お客さんにカレーも出したいわね」と奥さんが考えてカレーを出したのです、コーヒーも売れていたのですが、カレーも売れだしたのです。

それで、300店舗になってしまったのです。するとエスビー食品が「お店を買いたい」と言い出したのです。カレーハウスCoCo壱番屋は、300億円で売れたのです。今でも店はそのまま残っています。

「お金持ちになる」ということは、簡単なことなのです。「皆と一緒に休みの日は休んで、休みの日に遊びに行って、夜は一杯飲んで、お金持ちになろう」というのは、ムリなのです。

ラーメン屋は重労働ですが、そのくらい耐えてみなさい! なんだってそうです。八百屋をやるにしても、頭がいい人は八百屋の仕入れをタダにしてしまうのです。やっちゃ場には、捨てる野菜がたくさんあります。それは、タダなのです。腐っているから、売れません。

それをもってくるのです。わらを敷いてそこに野菜を並べるのです。原価はただです。そのような商売を考えても儲かるのです。これを、「人の行く裏に道あり花の山」と言うのです。

人生は努力だ、アイデアだ、諸君、頑張れ!

 

 

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