【タカオカ解説】「モスクワ」沈没はロシアにとって“痛手”か…“核使用”も現実味
G7広島サミット、5月19日開幕! ③
天皇は権力そのものです。象徴ではありません。いい加減に、このウソを終わらせなければいけません。この権力による暴力が、日本国で渦巻いています。民主主義も多数決の暴力です。上から下まで暴力です。
一番大事なことは、道理に基づくということです。誰が考えても「そうだな、これはおかしいよな」と思うことです。日本の終戦は、昭和20年8月15日、憲法の公布は、昭和21年11月3日です。日本は戦争に負けて、主権がない国にGHQが、「憲法をつくれ」と言って、つくらせた憲法です。終戦してから1年しか経っていません。しかもGHQの占領下でつくられた憲法です。そんな憲法があるのでしょうか?
戦争に負けた国の憲法をいじってはいけないのです。国際法ではそうなっているのです。それを無視して、GHQのつくった憲法を日本は押し付けられたのです。サンフランシスコ講和条約で日本が独立しても、そのまま憲法を維持しているということは、異常な行動です。
公明党の山口那津男は、GHQに押し付けられた憲法をもってきて、「いい憲法だな~」と言っているのです。公明党は、「憲法9条を守れ」と言っているのです。
これは、大変な問題です。全ての問題が、憲法にいきついてしまうのです。その憲法に欺瞞があるから、全て欺瞞になってしまうのです。
物事は、道理が大事です。法は人間がつくるものです。「このように法をつくります。貧乏人は麦を食え。金持ちは、ビフテキを食べろ」という法律も、できてしまうのです。それを実行すれば、法になってしまうのです。
「我が国の憲法では、貧乏人は麦を食え。金持ちは三度の飯でビフテキを食べろ」という法律ができたら、そうなってしまうのです。
法には、道理がありません。わかりますか? 皆さんは、法が道理だと思っているけれど、法は道理ではありません。
法は人間が都合のよいようにつくり、「これを俺たちは実行する」というものです。それと道理は違うものです。道理とは、「子供は親を大切にする」ということです。これは、法ではありません。道理です。
親はだんだん年を取っていくのですから、子供は親を大事にするのです。そんなことは法律で決めていません。日本人にとっては、当たり前のことですが、これが道理です。
「この社会を法でつくるのか、道理でつくるのか?」、ということです。例えば、LGBTの法律をいくらつくっても、我が国には合いません。男が女風呂に入ったり、女が男風呂に入ったり、何を言っているのでしょうか? こんなものは、法ができても道理に合わないのです。
だいたい、法にはムリがあります。どんなによい法をつくろうと思っても、ムリがあります。道理というものは、ムリがありません。道理は決まっているのです。成文法にしていなくても、道理は道理です。
一番大事なことは、「道理で行動する」ということです。「権力で行動する」ということは、法のままに政治を動かすということですから、道理から外れてしまうのです。憲法で法律を動かそうとする人間は、バカなのです。憲法や法を貫いていく道理というものが、まったくありません。
僕にとって一番関心のあるものは道理です。法ではありません。人間がこねくり回して作り上げた法などには、興味がありません。道理にかなっているか、どうかということが、一番大事なことです。
法に書いてあっても、道理にかなっていなければ、悪法です。「三人を殺したら、死刑だ」と法律に書いてあっても、戦争になればそんなことは関係ありません。何人殺そうと死刑にはなりません。
軍隊には、軍法があります。それを守っているのが憲兵です。憲兵は警察官ではありません。道理がなくても、軍法に背いたら、軍法で裁かれるのです。そのような考え方がまん延しているのです。法は力です。道理は力ではありません。
道理は「これは、間違っている」ということも、一人でもいえるのです。法を実行するということは、道理が通っていなくても、「この法案に賛成します」と決議したならば、数の力で法律ができてしまうのです。
我々は、そうではなくて、道理=正理(しょうり)が目覚めてくれる社会を切望しているのです。それが明るい社会というのです。話せばわかるのです。
犯罪者でも、「何故、犯罪をしたのか?」ということを聞いてあげるのです。すると、「このようなわけで、俺はこのようなことをやったのだ」ということを話すのです。「そうだな、わかるよ。あいつの心はそうだったのだな」ということを配慮したうえで、やったことは法によって罰せられます。それは、仕方ありませんが、そのように分かり合える社会をつくっていかなければいけません。
道理を中心にした社会をつくるということが、正理会の目的です。法が実行される社会ではありません。法の上の社会のことを言っているのです。
そのようなわけで、池田大作氏も道理を全く無視しています。話し合いがつかないから、戦争になったのです。戦争になったところで「話し合いをしましょう」というのは、バカなのです。話し合いがつかないから、暴力になるのです。
まさに、ロシアがそうです。ウクライナは、NATOに加盟したいのです。ロシアはそれを阻止したいのです。話し合いは通じませんから、ロシアは侵略という暴力を使ったのです。
人間の一番根底にあるものは、暴力です。だから、三島由紀夫先生も暴力を絶対に否定しなかったのです。「三島先生は暴力をどう思いますか?」と聞かれると「僕は、暴力を肯定するよ」と言ったのです。
三島由紀夫先生は、暴力を肯定して、自分の首を刎ねさせたのです。それは、「暴力が存在するのだ」ということを見せたのです。
それがないと、三島由紀夫先生は、単なる道化役者で「三島由紀夫は、文士だ」と言われてしまったのです。本当に首を斬り落としたから、「暴力が存在する」ということを証明したのです。これをもって、三島由紀夫の説は、インチキではありません。暴力はなくなりません。池田大作氏の世迷言は、暴力をふるう側には全く通用しません。わかったでしょうか? おっと、生きているとしたら、痴呆症だったかな。以上!
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