プーチン君、もういい加減にしたらどや! ① | 中杉 弘の徒然日記

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【解説】 自らをピョートル大帝になぞらえるプーチン氏、その思惑は? - BBCニュース

プーチン君、もういい加減にしたらどや! ①

 

 どう考えてもおかしいのです。プーチンが30万人の補充兵を教育して、戦地に送りこんでいます。その他、ロシアで徴兵すると100万人くらい徴兵できるのです。

 徴兵された30万人は、過去に軍隊に行った連中です。退役兵として待機していた連中が、召集されて半年間の訓練を受けて、現役兵になるのです。ヒドイ話です。60歳の兵隊までいるのです。

 自衛隊は、50歳くらいで定年です。60歳のジジイを召集して、訓練をしているのです。そんな兵隊は役に立ちません。「何故、ロシアはそんな兵隊を使っているのか?」というと、弾よけです。ヒドイでしょう。ジジイどもがウクライナの砲弾に当たって死んでしまうのです。

 現役の一番威勢のよい兵隊が前線に行くと殺されてしまうから、ジジイの兵隊が弾よけで出てくるのです。それで、殺されてしまうのです。

 プーチンもよく考えたほうがよいでしょう。人殺しがなぜいけないのか? プーチンは「ウクライナをロシアの領土にする」と目標を立てて、その目標を達成することを「正義だ」と言っているのです。

 ロシアでは、かつての大ロシアを造った、ピョートル大帝がいます。プーチンは、それを頭に浮かべて、「ピョートル大帝の領土を回復しなければいけない」と思っているのです。それで、プーチンの野望が始まったのです。迷惑な話です。

 中国は、かつての大唐帝国が習近平の頭に入っているのです。或は、モンゴル帝国が世界制覇をしたことが習近平の頭の中にあるのかもしれません。そこから、「中国は一つである」という妄想が働いたのです。

 それには、中国を中心にして世界を征服しなければいけません。それが一帯一路です。世界の国々を一つの道路でつなげるというのです。ということは、道路でつながった国は中国の属国です。

 「俺の言うことを聞け。聞かなければ、軍隊が行くぞ!」と言う脅しです。道がないとそうはいきません。道を造ってしまうのですから、どの国でも行けるのです。かつての成吉思汗がそうだったのです。

 モンゴルは世界中に道を造り、交易路を造ったのです。世界中の道をつなげてしまったのです。だから、イスラム教徒もラクダに乗り、大都にやって来ていたのです。モンゴル帝国の時代は、貿易が非常に上手くいったのです。

 モンゴル帝国は、見事な税制を敷いて、世界を支配したのです。それが習近平の頭の中にあるのです。「中国を中心にして世界は一つだった。世界の道は一つにつながる。一帯一路で世界を征服する」と考えているのです。邪魔者はウイグル、チベットです。一帯一路の通る道にあるウイグル、チベットは邪魔なので、取っ払ったのです。

 チベットの上には、ブータンがあります。ブータンも邪魔です。これも中国が頂くのです。何しろ、「人の物も俺の物」です。シルクロードは、3つに分かれます。海の道、山の道、砂漠の道です。

 チベットへ続く道と、海を通っていく道と、砂漠からいく道があります。それが中国の大都に通じていたのです。大都とは、現在の北京です。北京にシルクロードは通じていたのです。習近平は、北京から世界を治めると考えているのです。こんな構想は、上手くいきません。

最近、僕は研究してよくわかってきたのですが、見知らぬ人類をつなげると不幸が起きます。道を歩いていて、外国人と仲良くなり、「旅のお方ですか。どうぞ、うちにお泊りください」などと泊めてあげたら、何をされるかわかりません。そんなことをしたら、庇を貸して母屋を取られてしまうのです。

 それから、民族ごとに伝染病を持っています。日本では結核が流行りました。東南アジアでは、赤痢が流行ったのです。伝染病の免疫が民族ごとに違います。他民族が一カ所に集まったら、大変なことが起きるのです。

 これが、インカ帝国の問題です。インカ帝国は、約2千万人の都市を形成していたのです。そこにピサロと200人のスペイン人が上陸してきたのです。2千万人と200人で対戦したら、200人のスペイン人は勝てるわけがありません。スペイン人は、インカ帝国を征服などできるわけがありません。

実際は、200人のスペイン人がインカ帝国を征服したのです。インカ帝国は、疫病により滅んだのです。スペイン人は、結核や梅毒の病原菌を持っていたのです。スペイン人はそれらの病原菌に対して免疫を持っていたのです。

 ところが、インカ人には、病原菌の抗体が全くありません。インカ帝国中にスペイン人が持っていた病原菌が広がってしまったのです。そこで王様を騙して捕まえて、首を斬ってしまったから、アッという間にインカ帝国を滅ぼしてしまったのです。

 これが文明の衝突です。アメリカの政治学者、サミュエル・ハンチントンが言った言葉です。見ず知らずの民族が出会うと、ロクなことはありません。

 宇宙人がいきなり地球人と接触をしたら、地球人に病原菌が感染してしまうかもしれません。或は、宇宙人が病原菌に感染してしまうので、うかつに地球人には近寄ってこられません。

 異民族と異民族が合体すると、必ず伝染病が発生してしまうのです。ということは、そのようなことをしてはいけないということです。知らない民族と交流して、一つの街を造ったり、他民族を入れて一つの国家を造ってみたりすると、それは滅びの原因になるのです。

 人間は民族ごとに言葉が違います。何故、言葉が違うのでしょうか? それは、神様の配慮です。英語、中国語、韓国語、日本語、民族ごとに言葉が全て違います。

 所詮、他民族は理解し合えないのです。神が創ったものは、理解し合えないのです。他民族同士、仲良くすることは良いことだけれども、同居してはいけません。そのような時代が来ると思います。

 今までは、「ワンワールドで世界を一つにする」、「一帯一路で世界を一つにする」と言ってきたのですが、そんな思想はもう古いのです。民族同士、言葉が違う者は、同居してはいけません。

 「こんにちは」「こんばんは」くらいの挨拶程度はしていくのです。基本的には「接触しない」ということが大事です。民族ごとに独立した社会を造るのです。そのほうが、お互いに長生きできて、伝染病は流行りません。

 食べ物は交流してもよいのですが、「世界中の何処へ逝ってもマクドナルドが食べられる」、「アフリカに行っても、コカ・コーラがある」などと言うと、有難味がなくなってしまいます。

 やはり、コカ・コーラがある所と、インドのチャイがある所は違うのです。これが良いことであり、楽しいことなのです。その楽しさがお互いに認識できるようになると、人類の文明が、大人の文明になっていくことができるのです。(②に続く)

 

 

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