プーチンは「原爆を譲る」と言った! ① | 中杉 弘の徒然日記

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プーチンは「原爆を譲る」と言った! ①

 

 プーチンが大変、恐ろしいことを言いだしました。ロシアの友好国に「原爆を譲る」と言いだしたのです。何故、このようなことを言うのでしょうか?

 この友好国に原爆を使わせるということです。さすがにプーチンも、ロシアの名前で原爆を使うということは、ためらったのです。ウクライナは、侵略されているのです。ロシアが攻めてきているのですが、それを跳ね返す力はありません。

 西側諸国がウクライナに武器を譲るのですが、ウクライナが劣勢になっているのです。それと同時に「ロシアは間もなく壊滅する」という情報も流れています。二つの情報が流れてくるので、どちらが本当なのかわかりません。ニセ情報も流しているのです。それも情報戦です。

 「ロシアが弱っている」という情報と「ウクライナが劣勢だ」という2つの情報が流れています。これは、なかなか判断できません。

 そこで、いきなりプーチンは、「原爆を譲る」と言っているのです。その国が原爆を使うということです。使う相手はウクライナです。自分でその汚名は背負いたくないのです。

「ロシアのプーチンが原爆を使ったのだ」と言われないように、他の大統領が使えばよいと考えているのです。もう、原爆を譲るのですから、原爆を使うのは、その国の大統領の自由です。そのように考えているのです。

 そのようなことをしているロシアは、もうだめです。それと同時に中国ももうだめです。アメリカは、中国共産党幹部の銀行口座を全て停止したので、お金が引き出せないようにしたのです。

 ロシアに対しては、金の売買を禁止したのです。ロシアは、かなり豊富な金を持っています。それを売って資金に変えていたのですが、ロシアの金の売買をNATO諸国は認めません。ロシアの金は、売買できません。そのように考えると金は上がっていくのだと思います。

 今の世界は、金融を締めあげられたらどうしようもありません。ロシアが大砲を撃ってウクライナを侵略しても、ロシアのルーブルでは、物は買えません。アメリカは絶対にドル以外の通貨を認めません。

 外国から石油や商品を買おうとすると、ドルでなければ買うことはできません。ロシアの場合は、石油を売っているのですが、ドルに替えられないので、石油は売ることはできません。

 ロシアが石油を売る場合、ルーブルをドルに替えてから石油を売るのです。銀行は為替で儲かるのです。ドルで物を買うのが世界のルールですから、ルーブルでは物を売買することはできません。

 ドルの基軸通貨は、美味いシステムです。だから、「もうロシアはダメだ」と見ている人もいます。中国共産党幹部の口座が全て凍結されているので、動けません。さらに後押しして、クーデターを企て国内を2つに割るのです。

 その方面にCIAは力を貸しているのです。中国も中から割るのです。ロシアも自然に消滅してしまいます。ロシアは金を持っているから、最後は金を売って逃げようとするのです。ところが、ロシアの金は売ることはできません。矢継ぎ早にロシアは追い込まれているのです。中国の経済も行き詰まりです。もう終わりです。

その中国とロシアが手を組んで、日本列島の周りを徘徊しているのです。これは、清の鎮遠(ちんえん)と定遠の軍艦を日本に見せびらかしにきて、日本を威嚇した時と、同じ構図です。

 「清帝国は、こんな巨大な軍艦を持っているのだぞ。俺たちに逆らうのか? そんなことはできないだろう」と日本を脅かしたのです。それで、大砲を「ドカ~~ン」と撃って、日本人の肝を冷やしたのです。同じ構造です。

 中国はロシアと組んで、日本に対する脅しをやりだしたのです。ロシアが海軍力で日本を攻めることはできません。ロシアは、港がありません。ロシアの最大の問題点は、港が凍るということです。

 今は夏ですから、関係ありませんが、冬になると港が凍りついてしまうのです。どうしても、ロシアは不凍港が欲しいのです。だから、戦前は朝鮮半島を狙ったのです。韓国をロシアに取られてしまうと、ロシアの港が出来てしまうのです。

 それが、日露戦争の原因の一つです。何しろ、ロシアは港もなければ、何もありませんから、「人の物を取ればよい」と考えているのです。「ロシアは日本を狙う」と言いだしたのです。

長谷川幸洋先生は、「ロシアと中国が日本の周りを回っているということは、日本をやるぞという意思表示だ」と言っていました。日本を脅かしているのです。

 前にも僕が言いましたが、日本を侵略するということは、地政学的に無理なのです。マハンの地政学において、大陸国家は、海洋国家にはなれません。欲張って、両方手に入れたいと思っても、そんなことはできません。どちから一つにしなければいけません。

 ロシアも、中国も大陸国家ですから、大陸でやっていればよいのです。船に乗ってのこのこと出てきても、海のことは掌握できません。地政学とは、そのようなことを教えているのです。

 中国が「大陸では、こんなに強くなったから、俺たちは海に出ていくのだ」と言っても、そんなことはムリなのです。大陸だから、巨大な国家ができただけで、海に出たら、そんなわけにはいきません。そんなことをすると、滅びてしまうのです。そのような状況です。

 だから、原爆を造って脅かしているのです。虎ノ門ニュースで石平さんも、大変よいことを言っていました。野党は話になりません。日本は今、どのような危機的な状況にあるのでしょうか? 

 原爆を所有した2つの国が、「日本を盗るぞ!」と宣言して、日本を脅かしているのです。「原爆をあげましょうか?」と脅かしているのです。そのような危機的状況の時に、公明党は憲法を守って、「ロシアとシナを刺激することは、やらないほうがよい」と言っているのです。

売国奴なのでしょうか? 「原爆は持っていますが、絶対に使いません」と言っているならば、「日本はそれを信じて、原爆を持たないようにしましょう」と言えるのです。ところが現実は違います。

 原爆を持っている国が、「日本に原爆を使うぞ」と脅かしているのです。中国もロシアもそのように言っているのです。昔と状況は全然違います。「原爆を持っている」と言っているのではなく、「原爆を使うぞ」と言っているのです。

 すると、日本は憲法を守って、ロシアと中国の奴隷にされるのでしょうか? 日本が奴隷にされようとしているのにもかかわらず、公明党は「憲法を守るのだ」と言っているのです。「敵基地攻撃能力などをもったら、かえって相手を怒らせてしまう」と言うのです。

 怒らせるどころか、日本を侵略する行動が、もう始まっているのです。ロシアと中国の軍艦が日本列島を徘徊して、「沖縄は中国のものだ」と言い、「北海道はロシアのものだ」と言っているのです。このような作戦を明言しているのです。

日本列島は、野獣に狙われているのです。「憲法を守れ」などと言っていてよいのでしょうか? 「中国にさからわないほうがいい」と言っても、相手が勝手に襲ってくるのです。それは、遊牧民族の恐ろしさを知らないから、そのような無責任なことを言っていられるのです。

 そんな無責任なことを言っていてよいのでしょうか? 「憲法をそのままにして、逆らわないほうがよい」などと言っているのです。左翼の連中は、遊牧民族の恐ろしさを知らないのです。遊牧民族は、人を殺すことを何とも思っていません。

 ロシアのウクライナの侵略のやりかたを見て御覧なさい。ウクライナはロシアを攻めたわけではありません。いきなり、砲撃をしてきて、何十万人という市民が殺されたのです。遊牧民族は、そのようなことを平気でするのです。

 また、ウクライナも油断できません。ウクライナの歴史を見ると、そのようなことをやってきたのです。皆殺し(genocideをしてきた歴史があるのです。

戦争とは、負けた敵国の住民を皆殺し(genocide)にするのが当たり前です。それは、ローマ時代からそうです。「戦争に負ける」ということは、皆殺し(genocide)になるということです。(②に続く)

 

 

 

 

 

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