『開目抄』と創価学会 ① | 中杉 弘の徒然日記

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『開目抄』と創価学会 ①

 

 5月の創価学会の講義の中心は、『開目抄』です。「『開目抄』を学ぼう」と大白蓮華という雑誌で言っているらしいのです。

 ここで『開目抄』の本当の意味を考えていきましょう。『開目抄』とは、何でしょうか? 何に対して目が開くのでしょうか? 

『開目抄』は、「目が開く」という意味です。創価学会員は何に対して目が開くのでしょうか? 教えてもらいたいものです。

 そのように聞いて、答えられる人はまずいません。何に対して目が開くのでしょうか? 「日蓮大聖人様の仏教に目が開く」と言うのでしょうか? もし、そのようなことを言うならば、韓国創価学会はおかしいのです。

 韓国創価学会は釈迦仏を拝ませて、日蓮大聖人様の仏教とは違うことをやっているのです。何が『開目抄』なのでしょうか? 言われてみれば、全くその通りです。学会員は、何に対して目を開くのか、全くわかりません。

 創価学会の幹部は、「12時間のお題目を唱えれば、如何なる悩みも解決する」と学会員に教えているのです。学会員は自分の悩みを解決することに意識がいってしまい、「目を開く」ということに対しては、おろそかになっているのです。

 僕が教えておきましょう。目を開くということは、一切衆生の仏性を目覚めさせるということです。今の世の中で、真剣に仏教を求めている人は、少数しかいません。自分の欲望を叶えるために創価学会に入信しているのです。

この関係は、伊勢神宮へ参拝に行った時に感じたのです。多くの人は、伊勢神宮に何しに行くのでしょうか? 多くの人は、「結婚相手が見つかりますように」「良い子供が生まれますように」「病気が治りますように」という悩みを叶えるために、伊勢神宮へ行くのです。

 そんなことをいくら拝んでも叶いません。基本的に伊勢神宮の創建された目的が違います。「伊勢神宮とは、どのような神宮なのか?」ということが、わからなければいけません。伊勢神宮は国家をお祀りしている神社です。国家の祈り以外は、あり得ません。「個人の悩みを叶えてください」などという祈りは叶いません。

 伊勢神宮は国家の神様です。日本国の神社です。僕が伊勢神宮に参拝に行く時には、個人の祈りもないし、何の野心もありません。

 日本国は、ここで創建されたのです。そのように思うのです。だから、お参りに行くのです。「日本国が安寧でありますように」という祈りしかありません。そのために伊勢神宮へ参拝に行くのです。個人の欲望を持って参拝に行くのではありません。

 「日本の国家が安定して、末永く栄えていくように、お祈りに来ました」というのが正しい考えです。

 ところが、周りを見ると、そのような気持ちで参拝に来ている人は誰もいません。わかりますか? それと同じです。仏教というものは、個人を成仏させると同時に、国を大事にするということでもあります。

 「この国の平和が長く続きますように」という祈りを持って読むのが、『開目抄』です。『開目抄』を読んで、「目が開く」ということは、「日本国に目を開きなさい」という意味なのです。

 日本国とは、どのような国なのでしょうか? そんなことも何も知らないでしょう。BSTBSの「にっぽん!歴史鑑定」を見ていたら、織田信長の話を放送していました。織田信長が13歳で元服して、20歳で初陣です。49歳で死ぬまで、どれだけ多くの戦争をしたのでしょうか?

 信長が戦争して天下統一したのは、わずか30年の間です。どれだけ多くの親族を殺して、美濃の国と尾張国を安定させたのでしょうか? 最期は光秀の裏切りにより、殺されてしまうのです。わずか30年の間です。

 一つの国を維持しようと思ったら、周りの国と戦い、親子、兄弟の肉親とも戦うのです。天下を統一するとは、そのようなことです。親、兄弟同士、叔父さん、叔母さんも、仲が悪いのです。

 お父さんとの関係も良いとは言えません。美濃の斎藤道三は、自分の子供に殺されてしまったのです。武田信玄も武田勝頼に追い詰められたのです。親子、兄弟、親戚、みんな仲が悪いのです。

 そのような中で、信長は30年間戦って、「やっと織田家の基礎が出来てきた」と思った瞬間に明智光秀によって殺されてしまったのです。僕は、「30年」という年月がやけに気になったのです。一つの家、一つの国家を維持しようと思ったら、30年も持たないのです。

 なんと驚くことなかれ。日本の天皇の歴史は3千年です。3千年の長い間、国家を維持してきたということは、並大抵のことではありません。信長の実力を持っても、30年しか持たなかったのです。

 世界情勢の話をすると、中国共産党は5~6年で滅びるのです。プーチンも来年くらいで滅びてしまうのです。「何故、滅びるのか?」これは、元ウクライナ大使の馬淵睦夫さんが言っていることです。

 川添恵子さんとの対談の中で言っていました。もう中国共産党は、終わっているのです。プーチンももう終わっているのです。誰が終わらせているのでしょうか? 終わらせている人がいるのです。

 それが、ディープステート(deep state)です。彼らは影の政府です。「ここで、中国を終わらせて、ロシアも終わらせる」と決めているのです。それは、お金で決まってしまうのです。

 ディープステート(deep state)は、「ドル以外で物を買わせない」と言っているのです。今は、そうではありません。中国がお金を大量に刷っているのです。お金は紙切れですから、いくらでも刷ることができるのです。それで物を買うのです。

 それだけの自由をアメリカが認めてきたから、中国の経済が伸びてきただけの話です。ロシアもそうです。ルーブルで決済すると、プーチンは言っていますが、そんなことをディープステート(deep state)が認めるわけがありません。

 ルーブルで物が買える? 冗談を言ってはいけません。「ルーブルでは、絶対に物は買わせない!」と思っているのです。

 では、元はどうでしょうか? 元で物が買えるのです。中国はお金を刷って、途上国にお金を貸して、返せなければ港を盗っているのです。そんなことは、長続きしません。中国は終わりです。

 ディープステート(deep state)は、金融面での対策は終わっているのです。中国はもう終わっているのです。ディープステート(deep state)は、常にそうしてきたのです。

 戦争はディープステート(deep state)が、つくるのです。戦争をつくって、お金を動かすのです。戦争を止めるよりも、戦争を長引かせたほうが、お金が儲かるのです。フセインも、カタフィイも、石油をドル以外で売ろうとしたから、やられたのです。

 「アメリカだけがドルで買えるのは、けしからん! 俺にも権利があるのだ」と、カタフィイは、独自のお金をつくって、流通させようとしたのです。フセインもそれをやろうとしたのです。これが、滅ぼされた本当の原因です。

 世界の物資は、ドルでなければ取引はできません。この体制は絶対に崩しません。もう決まっているのです。「中国は滅びています」と、馬淵さんは言っています。

 カゴの中の鳥は外に出ることはできません。世界の各国もディープステート(deep state)の枠内で貿易をしているのですから、そこから抜けることは許されません。

 ディープステート(deep state)が、「戦争をやれ」と言えば、戦争になり、「戦争を止めろ」と言えば、戦争は終わります。「元を流通させるな」と言えば、元で物を買うことはできません。どうしようもならない世界に我々は生きているのです。まず、それを自覚しなければいけません。(②に続く)

 

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