青山繁晴さんが最近、あることを盛んに言っています。左がかった人間は、非常に毛嫌いしています。「青山は失言する」とか、「青山は人の意見を無断で使っている」とか、妙な言いがかりをつけて、青山批判が行われています。
それはそれでいいのですが、僕は青山繁晴さんのことを良い人だと思っています。良い人とは、筋を通す人だということです。筋を通さない人は悪い人なのです。その青山繁晴さんの情報によると、「北朝鮮は1年しか持たないだろう」と言われています。北朝鮮がどのような最後を迎えるのかというと、クーデターです。
これが一番、安いのです。原爆など落としたら、もの凄い犠牲者が出ます。お金もかかります。クーデターが一番安くすむ方法です。クーデターが起きるように北朝鮮の情報をCIAが握って、側近の情報も全て握っています。
北朝鮮の情報網をつくるのがCIAの仕事です。手に取るように金正恩の動きが伝わってくるのです。金正恩のほうは「まずいな。全部筒抜けだな。誰がこの情報を流しているのか? これは俺しか知らない。流したのはこいつだな」と思うと、周りにいる連中は誰も信用できません。「みんな怪しい」と疑心暗鬼です。
もう相談もできません。相談したら、それがスパイかもわかりません。CIAの息がかかっているのですから、何を相談してもみんなバレてしまうのです。だから、やけくそになってお酒を飲んだりしているのですが、もう長くありません。
金正恩がちょっとでも本国を離れると裏で革命がパッとおきてしまいます。その革命を起こすために、北朝鮮の政府をつくり、キムハンソルが首相だと言っているのです。「北朝鮮に政府は無いのだ。これが正当な政府です」と言っているのです。実態がない政府ですから、結論はクーデターです。ある日突然にクーデターが起きて金正恩の首が取られてしまうのです。
金正恩のやっていることをみれば、それは取られても仕方ありません。叔父さん、おばさん、元彼女も機関銃でぶっ殺して火炎放射器で焼いて、そこに腹を空かしたドーベルマンを離したのです。そんな残酷なことは、どこの国でもやりません。そんなことをやっているのです。
ちょっとでも横を向いていると金正恩は、「俺の話を聞いていなかったな。ぶっ殺せ!」と言うのです。そんな国には誰も住みたくありません。そのような状態ですから、必ずそうなるのです。本人も最後はやられてしまうのです。こんなことをやったら許されません。
フランスには金正恩の亡命するお城があり、そこに逃げるという段取りはできているのです。凄く立派なお城らしいのですが、そんな所には行けません。フランスは金正恩に「厳重な警備をして守るから、そこへ亡命してくれ」という誘い水を出しているのですが、そんな所で長生きなどできるはずがありません。必ずやられてしまいます。
金正恩は長生きはできません。残虐な行動をして「独裁者」と言われたら、必ずやられてしまうのです。全ての国民がいつ殺されるかわからないのです。ちょっと横を向いただけで、「お前は死刑だ!」と言われたらたまりません。そんな社会は最低です。
民衆は怖いから独裁者の言うことを聞かなくてはならないけれども、そのような社会はダメなのです。権力者はどうしてもそうなるのです。権力者は「俺の言うことを聞かないと、怖いぞ」というためにやるのですが、それをやればやるほど人心は離れていくのです。
では、他の方法があるのかというと無いのも事実です。「裏切り行為、クーデターで俺の命を狙うのか」と思っているのです。それはスキさえあれば命を狙うのです。やられる前に命を狙ってやるのです。そのように考えると、みんな対象になってしまうのです。 すると「国民全てを殺しても、まだ足らない」ということになってしまうのです。独裁者は絶対の孤独の中で狂い死にするのです。
フセイン大統領も穴の中に入って惨めだったのです。オウムの麻原彰晃と同じです。お金を万札で1千万円くらいもっていて、ひげは伸び放題で乞食同然の格好で穴の中から引きずり出されたのです。挙句の果ては絞首刑です。
ムッソリーニも同じです。家族一員が殺されて逆さ吊りにされたのです。独裁者の末路はみなそうなってしまうのです。
これが見事に上手くいったのは、毛沢東です。毛沢東は自国民を6千万人くらい殺したのです。これだけ殺せば文句の言いようがありません。毛沢東のやり方は、革命が起きて成功します。成功した瞬間に敵をつくるのです。
「あの部隊は敵だ!」と言って、共産党同士を戦わせるのです。「毛沢東を暗殺しよう」という時間が出来ないように、革命が成功すると次から次へと戦わせたのです。戦う者がなくなったら、今度は紅衛兵運動です。とにかく、インテリ階級がいるから中国はよくならないのです。「インテリは抹殺しろ!」と言ったのです。それが文化大革命です。
だから毛沢東を暗殺しようなどというヒマがありません。戦争・戦争・戦争です。戦争が終わったら、「国民の中のインテリ階級を全てぶっ殺せ」と言ったのです。14歳~16歳の子供が「マンツォートン語録」という手帳をもって町中を太鼓を叩いて歩いて、「いたぞ、あいつだ。みんな引きずり出せ!」と言って、校長先生や地主を引きずり出したのです。
校庭の真ん中に連れていき、「こいつは革命の敵だ。こいつらがいるから、よくならない。すみませんでした」とわび状をかかせて、三角帽子をかぶせて、苛め抜いたのです。それで終わりではありません。
その先があるのです。そこまでしか新聞では出ていません。「紅衛兵がインテリ階級を糾弾して、校庭に引きずり出して謝罪させて終わったのだな」と思ったら違うのです。それから夜になると、インテリ階級をぶち殺したのです。
紅衛兵の少年たちが大人をぶっ殺して肉を食ったのです。それは絶対に新聞に載りません。肉を食ってしまったのです。紅衛兵は飯盒をもってきて、殺したインテリ階級の肉を入れたのです。「憎い敵だから、こいつの肉を食うと自分は強くなる」と考えているのです。
「俺にも肉をくれ」と死体に群がったので、死体が骨だけになってしまったのです。力の弱い奴は肉が取れません。排除されてしまうのです。死体は骨だけで横たわっています。
肉にあやかれなかったお婆さんは、夜になると死体に群がり、頭蓋骨を叩き割って脳ミソをチュウチュウと吸ったのです。ひどい連中です。これが文化大革命です。(②に続く)
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