政治家と精神 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

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 政治家というと考えられることは業界の代表者です。自分たちの業界があります。医者の団体や、歯医者の団体も自分たちの利益を守るために政治家を送りだして、「国会で予算をとりたい」「有利になりたい」「有利になる法律をつくりたい」と思うのです。当然です。このような連中は、「業界の利益代表として政治家をつくりたい」と思うのです。

 政治家の仕事は税金の分捕り合戦です。徒党を組んで税金を分捕ることが政治家の仕事です。労働者の代表として国会に送り込むのです。わかりやすく言うと「労働者にお金をくれ」ということです。教育界の代表も議員を送りだします。宗教団体も自分たちの利益のために政治家を送りだすのです。みんなそれをやっています。創価学会、立正佼成会、霊友会、統一教会、あらゆる宗教団体が政治家と関係を持っています。自分たちの利益を得るためにやっているのです。

 自分たちの利益を得るために政治家を使って有利になるように働くのです。もちろん経済界は有利になるように自民党を応援します。日本にはまだ不思議な利益団体があります。外国の利益を代表している連中がいます。日韓議員連盟など、外国人が利益をえるよう議員を送りこむのです。

そして、韓国・北朝鮮・中国の紐付き政治家がいます。これは困ります。何しろ、政治家の目的は、「日本の税金を自由に使う」ということです。税金を配ったところは発展して、税金を配らなければ消滅します。

 政治家とは利益団体です。財源は何かというと国家の税収です。国家の税収が50兆円あれば、50兆円を配るのです。配ったところが発展して、配らないところや税金が少ないところは消滅するのです。そのために政治家をやっているのです。

 そのために政治家は徒党を組んでいるのです。政治家は、徒党を組んで税金の分捕り合戦をして、人数の力で勝ち取ろうとしているのです。今は、自由民主党が圧倒的多数の議席をもっているから、自民党が税金を分捕っているのです。「口出しをするな。税金は俺たちの自由にするぞ!」ということをやっているのです。それが政治屋の仕事になっています。

政治家は外国との利益がらみ、国内の農協とも関係があります。自民党の地方議員は農協と関係があります。農協の利益の為、建築業界の利益の為、これが今の代議士の仕事です。皆さん大事なことを忘れてはいませんか? 

 どこの利益団体であってもいいですが、物言わぬ団体があります。それが国家です。「国家とは何か?」ということを考えなければいけません。国家とは連続性をもっています。平成の前は昭和、昭和の前は大正、大正の前は明治、明治の前は江戸時代、次の時代の足掛かりになっていると同時に影響を与えているのです。

 もの言わぬ歴史を政治家は担っているのです。「日本人とは何か?」ということを極めていかないと本当の政治はできません。「日本人とは何か?」ということを極めていない政治家は政治屋です。単なる利益団体の代表にしかすぎません。

 これと向き合わなければいけません。この考え方は故・西部邁の「保守主義」と似ています。過去は物を言いませんから横だけのつながり、現代だけの利益だけでよいのでしょうか? それで政治を行っていくならば、どんどんわけのわからない方向へ行ってしまうのです。それを止めるのは歴史との対話です。歴史からも代表者が選ばれているのです。利益団体だけの代表だけではありません。歴史があって現在があり、未来があります。「政治家はどのような哲学をもっているのか?」ということを考えなければいけません。哲学がオーバーならば、「政治家はどのような精神をもっているのか?」ということが非常に大事です。この精神性のない連中がほとんど代議士になっています。今の政治家はみんな政治屋です。

 日本の歴史について滔々と語れる政治家がいるのでしょうか? 滔々と底を流れている日本精神というものを語ることができるでしょうか? 我々は過去から現代に続いている日本精神の代表でもあります。

 政治家こそ日本精神を学ばなければいけません。過去の歴史を学べと言っているのではありません。故・渡部昇一先生が言う「歴史に虹を見る」ということです。歴史を学ぶとはどのようなことでしょうか? 

江戸時代の制度を見習っても仕方ありません。戦国時代もあれば、江戸時代、明治時代もあります。何が日本の歴史を一貫して流れているものなのでしょうか? この見方は「歴史の中に虹を見る」という見方です。

細かく歴史を見れば個人個人になってしまいます。今まで何億人の人間がこの列島に生まれて死んで、一人一人の歴史があります。そんなことを言ったら1億3千人の歴史を調べなくてはいけなくなります。それはできません。

 過去を鳥瞰(ちょうかん)する場合、大きく流れているものがあり、それを「虹」と言っているのです。まず一番に、「日本の歴史をどのように思うのか?」ということです。素晴らしい歴史と思うかどうかです。何を引き継いでいかなければいけないのか? 引き継ぐものもありますが、引き継がなくてよいものもあります。そのことをよく吟味して一人一人が研究していかないと人格のある政治家は生まれません。

 西部邁さんの言う保守主義とはそのようなことです。新しいものだけをどんどん取り入れると政治がどんどん流れていきます。今の政治家はワン・ワールドを目指して進んでいるのです。

日本人だけしか知らない、日本人だけしか持てないものは一体何でしょうか? 世界にあって日本にないものもあります。世界になくて日本だけにあるものもあります。そのバランスをどのように考えていくかということです。日本人が譲ってよいもの、譲ってはならないものがあります。これは、「日本人とは何か?」と考えていくとわかります。

 この日本人という考え方も「世界の中の日本」という考え方もあります。日本人を世界の道徳に照らして「これに合わせていくべきだ」という考え方もあります。でも、その考え方は違います。日本にはオリジナリティがあり、日本人しか持てないものがあります。それが歴史です。「何を未来において引き継いでいかなければいけないのか?」「何を引き継がなくてよいのか?」、これを考えていくことが非常に大事です。

政治家は横のつながりです。各国との横のつながり、業界とのつながりがあります。「こっちへ利益をまわしてくれよ」と、横の利益を調整していくのです。それが政治家の仕事です。

 現代におけるところの利益だけを考えるならば、これらは横のつながりです。それだけでは国とは言えません。国というものを一つにしているのは歴史です。歴史とは縦糸で、民主主義は横糸だけです。

 「みんなが何を考えているのか?」ということは、今の人々が考えていることです。今から50年前の人達や、100年前の人達は何を考えていたのか? それは価値があるのでしょうか。200年、300年、400年前と変わらないものがあるのではないのでしょうか。

江戸、明治、大正、昭和へと時代は変わっていきますが、変わらないものは一体何でしょうか? それを縦糸と言うのです。縦糸を歴史と言うのです。そのことを政治家はしっかりと勉強してもらいたいと思います。

 変わらざるものとは一体何でしょう。横糸ばかりいくら集めても布は織れません。今の欲望を集めても横糸だけです。縦糸の糸を1本入れて布はできてくるのです。横糸には縦糸が必要です。このような考察がおろそかではないでしょうか?

 政治家には日本の精神、日本の哲学を本当に勉強してもらいたいと思います。そうすると、その中にいる日本籍朝鮮人の扱いはどうなるのでしょうか? こんな連中は本来いりません。何故、いらないのでしょうか? 日本籍朝鮮人の国籍は日本籍であるけれども、マインドは朝鮮です。朝鮮人のマインドは日本に必要はありません。日本人と朝鮮人は同じではありません。この違いもわからなければいけません。

 日本籍朝鮮人のマインドは、日本の縦糸を認めていません。彼らは今の利益だけで動きまわっているので、縦糸を認めません。縦糸を認めないという証拠は、日本の歴史の象徴である天皇陛下に対する尊敬の念がありません。

 立憲民主党、民進党、共産党の連中はみんなそうです。天皇を横糸として見ているから、天皇を人間だと思っているのです。天皇は歴史そのものであり、天皇の存在は歴史を現しているのです。

 天皇が現存するということは、天皇の中に日本の歴史が全てあるのです。その天皇を尊敬するということが、我が国の2800年の歴史を尊敬するということになるのです。天皇の存在は日本国の中心であると同時に、歴史上現存しているということです。現存する歴史が天皇です。

 これが日本の特性です。どんなことがあっても天皇は大事で指一本差されてはいけません。天皇は日本の縦糸です。その下にある横糸が民主国家です。民衆だけで国はまとまりません。暴力主義、無政府主義で、衆愚政治になってしまいます。

 縦糸は歴史を表します。日本は今後も天皇と共に歩む国家を造っていかなければいけません。これが日本人ということです。

朝鮮人でも日本に帰化をするならばよいのです。日本籍になるのではありません。「私は本当に日本人が好きです。日本の歴史を尊敬しています。このような国に私も生まれたかった。しかし、残念ながら私の母国は朝鮮でした。だから、この国に帰化して日本人の一員となって日本国のために頑張っていきたいです」というのが本当の帰化です。それであれば、朝鮮人でも誰も馬鹿にしません。

 「私は日本人になってやったのだ。本当は成りたくなかったのだ。誇りある朝鮮民族だ。それがなぜ日本籍になったのかというと利益があがり、便利だから日本籍を取ったのだ」。蓮舫がそうです。そんな奴は政治家にいりません! また政治家になるべきではありません。「日本の国を貶めてやる」という奴に年間1億円も払っているということです。こんな馬鹿なことはありません。

 政治家が歴史を思い、天皇をわかったときに全てわかってくるのです。政治家は、全員がそのように思わなければいけません。利益団体である、野党である、与党である、そんなことはどうでもよいのです。

 その上に立った「日本人」というアイデンティティーを確立して、「日本人とはこうだ!」というものをもっていなければいけません。これは絶対に譲ることはできません。野党でも、自民党でも、そのような国家をつくらなければいけません。

 自民党の諸君よ、勉強しなさい! 野党の諸君よ、朝鮮へ帰れ! 以上です。

 

 

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