白人の二重性格(民族地政学) | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
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 テレビでよくヨーロッパやスペイン・ドイツなど旅行番組がありますが、西洋の街並みは非常にキレイです。何しろ、西洋人は美意識が高いのです。お城も美しいのです。教会が何しろすごいのです。天まで届くゴシック建築です。

 服装もオシャレで美しいのです。コーヒーも楽しみながら町端のカフェで飲みます。このような文化は日本にはあまりありませんが、楽しそうに見えます。

 その反面を見ると西洋人は野蛮人です。西洋にはトイレがありません。2階に住んでいる住民はオマルにウンコや小便が貯まると、窓を開けて道端に放り投げたのです。道は石畳ですが、ウンコや小便が落ちてくるのです。美しいヨーロッパからは考えられません。不衛生ですから、伝染病が流行ると人口の半数は死んでしまったのです。西洋人はこのような野蛮さを持っています。

 しかし、西洋のクラシックは、すごく美しい音色です。科学技術もすごいものです。このような美しいメロディを持って、学問もきっちりしています。何しろ、今の学問は西洋から発しています。

 デカルトやギリシャ哲学など、精緻な学問をつくってきたのです。これは見事なものです。しかし、この反面、わけのわからないことをやるのです。わけのわからないこととは火あぶりや魔女裁判です。教会の神父は裁判権までもっているのです。日本の坊主にはそんな権力はありません。裁判権を持って神の名において火あぶりにすることができるのです。「お前は魔女だ」という判決を下して何万人も火あぶりにしたのです。こんな野蛮なことを平気でやるのです。教会の神父は「お前は魔女だ!」といいながら、自分たちは魔女以上の残虐なことをやっているのです。

 西洋人は、人を捕まえてきて奴隷にします。戦争に負けたほうが奴隷になるのです。これは決まりです。負けた男はすべて殺されて女は犯されるのです。これは戦争の常識です。これも残酷な話です。

 その辺りの話に目をつけたのが、東洋の論客の大川周明です。戦前の人で立派な人です。最後はキチガイと呼ばれます。アメリカは、このような人はキチガイにしておかないと困るからキチガイにされてしまったのです。

 彼は「歴史を見る場合、単位をみなければいけない。少なくと500年前に遡って、そこから歴史を見ていかないと昨日の歴史や1年間の歴史では話になりません。500年という歴史を見て行かなければならないのではないか」と言われたのです。

 5世紀遡ってみると、約15世紀です。白人達は恐ろしい残酷なことをやってきているのです。アメリカ大陸は誰の土地だったのでしょう。あれはアメリカ・インディアンの土地だったのです。インディアンの人々が平和に暮らしていたのです。それを白人達は銃で撃ち殺して、西部を開拓して自分達の土地にしてしまったのです。

 武器のライフル銃と幌馬車はセットになっているのです。原住民のインディアンをぶっ殺して、西洋人が土着したのです。もっと土地を広げたい場合は、インディアンを殺したのです。どのくらいインディアンを殺したのかというと、約1億人殺したのです。

 白人の中には、動物を殺して楽しむという狩猟精神があります。トランプの息子たちも狩猟が趣味です。僕にはそんな趣味はありませんが、今でも鹿ハンター、熊ハンター、猪ハンターなどいます。動物をぶち殺して喜んでいるのです。魚を釣り上げて喜んでいるのもそうです。殺生して喜んでいるのです。

 白人から見るとインディアンは人間のうちに入りません。いきなり幌馬車で通って退屈だと「バーン!」とインディアンを撃ち殺してしまうのです。何の為かというと、殺すためです。人間ハンティングです。

 次の奴が真似して「俺はあいつを殺すよ」とダーンと撃ち殺すのです。それでインディアンを1億人ぶっ殺してしまったのです。そんなに殺したのです。これは100年間に1億人殺したということです。10年間では、1千万人殺したということです。

 1年に100万人殺せば、100年で1億人殺したことになるのです。白人は皆殺しを好みます。インディアンは従順ではありません。シナ人や黒人のように労働をすることを嫌がります。非常に人に使われることを嫌がりますから、奴隷として働かせることはできません。それで殺してしまったのです。

 アメリカでは綿花の栽培の需要が増えてくると働き手が不足したので、アフリカで家族仲良く暮らしている黒人に投げ縄をかけて馬で引きずり、奴隷船に積んでアメリカへ連れてきたのです。黒人も大迷惑です。家族仲良く暮らしていたのに、突然投げ縄で捕まえられて、売りとばされたのです。白人は信じられないほど残酷なことを平気でやります。

 白人は敬虔な信仰を持ち、学問に熱心で、仕事にも熱心です。絵に描いたような美しい街を造っておきながら、その反面ではこんな残酷なことをやるのです。これを知っておくことが、大事です。これが白人の二面性です。留学して殺された日本人の女の子がいますが、白人の残虐性を知らないのです。

 良い面だけを見ていると「西洋文明はすごいな」と思いますが、とんでもありません。裏に残酷なアニマルの面が隠れているのです。これを知らないと白人に騙されてしまいます。ヨーロッパ人もアメリカ人も同じです。普段は狂人ではありません。

 いきなり狂ったように魔女狩りなどをやりだすのです。それまでは論理的で、話がよくわかる人好きな白人です。それが集まると皆殺しなど残酷なことをやるのです。

 ヒトラーもヨーロッパ人です。やっていることはアウシュビッツです。皆殺し(ジェノサイド)をやるのです。西洋人の喧嘩は皆殺しです。皆殺しにしてすべて奪うのです。お金も女も、欲しい物はすべて奪ってしまうのです。いらないものはぶっ殺すのです。野蛮人であり、アニマルです。野蛮と文明が同居しているのです。この白人の二面性をよく勉強していかなければいけません。

 アメリカは広島に原爆を落としました。一挙に何十万人殺すということは、残酷なことです。東京大空襲・大阪大空襲・名古屋大空襲もそうです。無顧の市民を皆殺しにするのです。これは白人がインディアンを殺したやり方と同じです。インディアンの戦士が白人と戦っていると、白人は裏に回って家族の女や子供を皆殺しにしたのです。

 インディアンが帰ってくると家族は殺されているのです。インディアンはやる気がなくなって全滅です。後ろを狙うのです。日本にも同じことをやりました。市民を無差別に殺したのです。

 「軍服は何のために着るのか?」というと、戦闘員と非戦闘員を区別するために着るのです。軍服を着ているということは、敵から見ると敵です。しかし、軍服を着ていないと捕虜にはなれません。ギブアップした場合、軍服を着ていると捕虜になれるのです。ギブアップした者は捕虜にしなければならないという条約があります。

 市民には「無差別に殺してはいけない」という条約があります。軍服を着ていれば殺されてもやむを得ません。「ギブアップ」と言ったら捕虜にしなければいけません。そのような規定で戦争をやっているのですが、アメリカにとってそんなことは関係ありません。

アメリカ人は論理的で、勉強もよくしますが、ある反面、全く話が通じない面があります。それをトランプが表しました。「アメリカン・ファースト」などといきなり言ったのです。今までは「自由の国アメリカだ」「民主主義だ」と言っていたのが、いきなり「アメリカン・ファースト」と言いだしたのです。それが大統領になったのですから、国民に受け入れられたということです。

 アメリカは突然にして変異するのです。我々はこの西洋人がもっている二面性をよく勉強していかなければいけません。

 

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