中華帝国を目指す中国 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

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プライムニュースで報道されていましたが、「中国共産党は何を目指しているのか?」という番組でした。まず、中国が最初のモデルに考えたのは、ソ連共産党時代のスターリンが頭の中にあり、中国共産党はできたのです。

 それを引き継いだのが、毛沢東です。毛沢東は「共産国家を造る」という理想があったのです。ところが、毛沢東は見事に失敗しました。餓死者が3千万~4千万人出たと言われています。これは、農業と工業の失敗の結果です。

 毛沢東の思想の基本は、「資本をもって国家が大工場をつくったりしていくと、貧富の差が出てきてうまくいかない。だから、農民から土地を取り上げ、全ての物を国営化する」という政策です。

 毛沢東は、一番にモンゴルに行って、非常に広大な土地を持つのです。これこそが搾取の始まりだったのです。モンゴル人を片っ端から殺して土地を全て取り上げたのです。

 集団農業にして、「カマ・スキ・クワは、全て自分達でつくれ!」という政策をとったのです。「洋服もお米も家も、村単位で全てつくればよい」と考えたのです。それをたくさんつくっていけば、「平等な国家ができる」と考えたのです。

 その結果、どうなったのかというと、凶作です。農民から言うと、自分の土地ではないのです。そんなものを一生懸命耕しても仕方ないのです。やはり、怠けているほうがよいのです。「怠けて分け前をもらえばよい」という考えですから、不作に襲われてしまったのです。

 今までのやり方だと、村々で違うものをつくっているので、助けが来たのです。しかし、「村は、自分達の物を全てつくれ」というと処理できません。だから、3千万~4千万人の餓死者を出して毛沢東の政策は失敗に終わったのです。

 しかし、共産党が終わったわけではないのです。毛沢東の政策が失敗したのですから、「共産党は何を目指したらよいのか?」と、鄧小平は社会主義経済の下に市場経済の導入を図りますが、文化大革命で権力を失うことになります。中国共産党は毛沢東の失敗により、理念がなくなってしまったのです。

 現在でも共産党が中国を支配していますが、「何の理念を持って支配したらよいのか?」ということがなくなってしまったのです。そこで、ジクジクと頭をもたげてきたのが、「中華大帝国」です。「我々は、昔から中華帝国であり、大帝国であった」ということが理念であり、これが今の中国共産党の理念なのです。習金平は大王になりたいのです。中国共産党が目指しているものは、共産主義の理念と全然違うものなのです。

 都市部にはインテリが住んでいるのですが、地方へ行くと大王を求めているのです。「大王さまが再び現れて、この中国を幸福にしてくれるのではないか」という希望があり、それに乗っかり習金平は大王になろうとしているのではないかと言われています。

 中国は大陸の真ん中に位置して、その周りにベトナムや、朝鮮や、モンゴルがあり、属国としての小中華があり、その周りに蛮族がいるという構図が、彼らの頭の中に入っている構図です。それを実現しようとしているのではないでしょうか。

 事実、習金平の態度はでかく、「おい、従え。貢ぎ物を持って来い」このような態度です。「貢ぎ物を持ってこないと攻め滅ぼすぞ!」という考えなのです。これが、これから中国を動かしていく基本的な理念だと言われています。馬鹿馬鹿しいことです。時代錯誤も甚だしいと思います。

 アメリカも完全な覇権主義です。アメリカが今日まできたのは、戦争をしてかっぱらい、他国を併合してきたのです。アメリカは、13州くらいからスタートしたのです。次から次へ、カリフォルニアやテキサスを奪ってきたのです。みな他国の土地だったのです。戦争しながらかっぱらい、今の50州になったのです。全て血で血を争って取ってきたのです。そのような流れがあり、中国もそれを分かっているので、アメリカとの覇権争いが今後も続くのです。

 中国は、アメリカに技術的に勝てると思っていないのです。場合によっては、数十年アメリカが先を行っているので、アメリカを相手に喧嘩をすることはできないと考えています。

 これをもっと言えば、「日本を相手に戦争をすることはできない」と彼らは知っているのです。それなのに「日中戦争が起こる」というようなことを言う人が多いのです。中国が沖縄を取ったり、日本に大砲を打ち込んできたら、どうなると思いますか? まず、アメリカが黙っているわけがありません。日本はアメリカの大事なお財布であり、金庫番です。その金庫番の日本をアメリカが手放すことはありません。

 万が一、手放してしまった場合は、日本と中国が合体して巨大な国になってしまいます。世界第二位と第三位の国が一緒になってしまったら、アメリカはいくら頑張っても勝てません。日本の優れた技術力と中国の人口を合わせれば、アメリカを追い抜いてしまいます。そんなことは絶対にアメリカは許しません。自分の女を取られてアメリカは黙っている事はありません。ですから、黙っていてもアメリカは日本を守るのです。

 「アメリカが日本を守らない」と言っている人間は馬鹿なのです。アメリカは、日本を「自分のものだ」と思っています。自分のものを取に来る連中がいたら戦うのが当たり前です。そのような気質の民族です。その点では、我々は安心してよいのです。

 日本を攻めるということは、アメリカを相手にするということなのです。中国が戦争を仕掛けてくるなど、そんなことは絶対にできないのです。絶対にできないということは、日本と中国の戦争はないのです。小競り合いはあるかもしれませんが、基本的には日中の戦争はありません。これを頭に置いておく必要があります。

 そして、中国共産党は、北朝鮮を見放したと言われています。何故かというと、中国は毎年、北朝鮮に50万トンのガソリンと米を渡していたのです。だから北朝鮮はなんとか生き延びてこられたのですが、中国は半年間くらい何もあげていないのです。すると、北朝鮮はどこからもガソリンが入らないのです。ソ連もダメ、日本もダメです。

 もう北朝鮮は、死んでいるのです。北朝鮮は菜種油か、植物油を使って燃料にして戦車など動かしているのです。最悪の事態です。これでは戦争などできません。飛行機など飛びはしません。飛行機の燃料は精製された、非常に高い値段のガソリンです。

 北朝鮮が持っているのは、ミサイルと核兵器だけです。ミサイルなど打ち込んだら大変です。手ひどい大反撃を受けます。だから北朝鮮は、「もう終わった」と言われています。これは、長谷川慶太郎さんの分析です。

 これが今後の物の見方であり、中国の流れと、北朝鮮の流れの中で今後の流れを見ていかなければいけないのです。韓国はどうなるのでしょう。朴槿惠大統領のお父さんは朴 正煕という韓国の大統領でした。

 朴 正煕は殺されたのです。大統領を守る警護室長により宴会の席上で殺されたのです。その時に何と言ったかというと、「閣下、申し訳ありません。私の後ろにはアメリカがついています」と言ったのです。ということは、朴 正煕はアメリカの差し金で殺されたのです。

 何故、殺されたのかというと、韓国は原爆を持とうとしたのです。日本にも打診して「日本の技術を貸してくれ。原爆を持たない限り国として独立できない」と軍人だからそのように思ったのです。

当時の軍人達は韓国政府の中に大勢いたのですがよく嘆いて「いや、帝国時代は素晴らしかった。その時の我々は軍人になったのだけれども、あんな名誉なことはなかった。それは、忘れられない」と言っていたのです。

 これは、菅沼という元公安室長が言っていました。朴正煕は、日本の技術で原爆を造ろうとして、失敗して殺されたのです。このような流れなのです。それ以降、韓国は非常におかしな流れになってきて、反日国家となったのです。朴槿惠のお父さんは親日だったのです。

その周りの幹部たちも親日家で、「日本と仲良くして独立していこう」と言っているのに、その後、変な奴が出てきて「日本は敵国だ!」と言って、お爺ちゃんが日本に協力した人がいたならば、孫が財産をつくったとしても全部没収できるという法律をつくったのです。今でもその法律を使っているのです。憲法違反なのです。

 韓国には憲法があり、「そんなことをやってはいけない」と書いてあるのです。でも、やっているのです。韓国は法治国家ではないと分かります。法をつくって法の元の下で安定した生活を送るという国家ではないのです。

 勝手に法律を変えて、何でも好き放題をやるのです。それから、反日が高まり今のような関係になっているのです。

 このようなことを知ることが、未来がだんだん見えてくるということになるのです。



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朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・6・5


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