総連（在日本朝鮮人総聯合会）の機関誌で、「日朝国交回復の以前にやることがあるだろう」という記事が掲載されています。それには、「２兆円の金をまず払え！」と言っています。日本は戦争中に迷惑をかけたのですから、「北朝鮮に戦後補償をしろ！」ということを言っています。
昔、金丸信が北朝鮮に約束してきた金額が、６千億円です。今は跳ね上がって、２兆円です。しかも、それが国交回復ための２兆円ではなくて、「国交回復の前にやることがあるだろう」というのです。「それには、２兆円の損害金を北に払うことです」という記事が掲載されています。
安倍は、どうやらこの話に乗るらしいのです。これは、閣議決定すると色々な邪魔が入るので、安倍が個人で決済して「ゴー！」というのです。日本の総理大臣は凄いですね。そのくらいの力を持っています。「２兆円あげる」といえば、ポンッと北朝鮮に払えて、それは議会の承認も何もいらないのです。
湾岸戦争の時もそうです。アメリカが「１兆６千億円払え」と言って、日本政府がもたもたしていたら、小沢一郎が「何をもたもたしているのだ。早く払うのだよ！」と言って、そのお金は国民の血税から、その日に内に払われました。そんなことができるのです。当時の首相は海部首相です。
安倍は払おうとしているし、払うだろうと言われています。その見返りとして、選挙が近くなると拉致被害者が何名か戻ってきます。すると、安倍の人気はまた高まってきます。それを計算して払うのではないかと言われています。
それと同時に安倍さんは、集団的自衛権の説明を絵までかいてテレビで説明しています。それを見ていた大橋巨泉が、怒って「この男ぐらい悪い男はいない」と言いました。大橋巨泉は、鋭い感性を持っています。「安倍は悪人だ。国民を騙している。」ということを明確に言いました。
国民を騙して、戦争をさせるつもりです。何故、こんなに急いでいるのでしょう。公明党も丸め込まれて、その図面を見せられて「戦争が始まっているところにはいかない」「日本の法人が戦争に巻き込まれる時、アメリカ軍が助けに行ってくれる。そこに攻撃があった場合は、日本は攻撃することができる」というもっともらしい理屈なのですが、ウソなのです。そんなことは一度もありません。
日本の法人や外国の人間をアメリカ軍が船に乗せて運ぶなど、過去にもないし、これからもないのです。では、そのような想定をすること自体、おかしいのです。これが大橋巨泉の言い分です。
安倍さんは相当なウソをついています。何故、この時期に集団的自衛権をやろうとしているのか？ これは、戦争が近いということを物語っているのです。その筋は、「もうじき、極東に大戦争が起きるぞ」ということを、感じ取っているのです。
それと同時にＣＩＡの命令で「そうなったら日本はどうするのだ。体勢を整えろよ。無防備なままで今の自衛隊のままでいることはできないのだから、必ず戦争が始まるのだ」というシグナルが送られています。安倍に命令が下って「なんとしてもやります！」と、自衛隊をアメリカに差し上げるということが安倍さんの仕事なのです。
安倍さんが言った「美しい国、日本」などという話ではありません。要するにアメリカ軍に日本の自衛隊を差し上げるのです。小泉純一郎がやったことは、日本の財産・金融をアメリカに譲り渡したのです。
安倍がやることは、自衛隊をアメリカに差し上げるのです。または、アメリカが自由に工作することにより、自衛隊を使えるようにするのです。アメリカは工作する国です。マッチポンプです。アメリカに、「やられました！ すぐ自衛隊は出てください」と言われて、どんどん前線に自衛隊が出ていくことになります。
「中近東の戦争は関係ない」と言いながらも、なんだかんだ言い分をつけて「アメリカを助けにいかなければ」ということになります。必ずそうなってしまいます。もう、一旦集団自衛権で踏み切ってしまったら「ここは行きません」「あそこは行きません」などと言っていられません。行かなくてはならなくなります。アメリカの同盟国となるということは、アメリカの下請けになるということですから、安倍という男は悪い男です。良い事を一つもやっていません。
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