ピアノ歴のお話の続きです。

1. 小学生時代の話

2. 講師養成コースに申し込むまで


さて、思い切って講師養成コースに通い出した私。

ずっと心残りだったピアノをやっと弾けた。夢にまで見たアップライトピアノを購入し、ピアノを弾いた時の喜びは、言葉には表せませんでした。涙が自然と溢れて、こんなにピアノを弾きたかったんだ、と封じてきた思いを抱き締めるように昔やった曲を弾きました。

 

(おセンチモード😹)

さて、私が通ったのは、ヤマハの系列スクール。

ヤマハとカワイには、それぞれグレードシステムという資格制度があります。

5級以上を取ると、系列スクールや自宅教室で2級下の生徒さんを教えることができます。

「講師になりたい」ということで、最初から講師養成コースを申し込みました。

 

レッスンは月2回1時間。30分の演奏レッスンと、30分の即興演奏レッスンです。

先生は、演奏レッスンは音大卒、即興レッスンはグレードを取った先生でした。

途中、結婚出産で先生が代わり、計4人の先生に見ていただきました。みなさんとても親切で熱心でした。

生徒さんは、殆どが高校生くらいまではピアノを習っていたようで、私のように小学生で辞めて講師養成コースに来る方は稀のようでした。

 

でも、めちゃくちゃ熱心に取り組んで、2年3ヶ月くらいで、5級の資格を取ることができました。

 

かなりの快挙だったようで、合格した時は、他の先生方からも「おめでとう」と言っていただき、とても感謝したのを覚えています。

(5級を取ると、小学校4〜5年生くらいまでのレッスンを見ることができたり、パーティなどの演奏者派遣の団体に応募したりできます。)

でも、問題が一つ。ピアノ再開から半年ほどだった時、右手の薬指から腕にかけて、痛みが走るようになりました。