昨日は山形県高畠町有機農業50周年記念事業「土を耕す心を耕すシンポジウム」で総合司会を担当させていただきました。
高畠町で有機農業がスタートしたのは1973年、農業の機械化、近代化が推進されていた時代でした。
今回、高畠町の有機農業運動の軌跡が評価され、「国際有機農業運動連盟アジア」から、オーガニック・メダル名誉賞を「高畠町有機農業推進協議会」が受賞することとなり、授賞式も行いました。
続いてのシンポジウム第1部では、有機農業を実践されてきた農家と研究者のパネルディスカッション。司会を担当させていただくご縁となった恩師の原剛先生(早稲田大学名誉教授 早稲田環境塾 塾長)がご登壇されました。新聞記者時代から高畠へ入り『土を耕すことは心を耕すこと』であるという農業の価値を早くから世の中に伝えて来られた高畠応援団団長でもあります。
そして、第2部では、未来を担う子供たちと先生とのパネルディスカッション。中学生の若者の頼もしい声を聞くことができました。
その後の祝賀会では、私も長年親交のある高畠の農家の皆様との懐かしいひと時を過ごしました。
原剛先生とゼミの先輩の吉川成美先生(県立広島大学大学院教授)が繋いでくださったご縁で、高畠町の皆様と一緒に50周年を祝うことができました。有難うございました。