こんばんわ。
今日は夏のように暑い日でしたね。私は普段、帽子をかぶらないので
暑い日は、あたまが暑くなります。ワーキングホリデーの際に、オーストラリアを一周する
時ですら、帽子を買わずに回り切りました。似合う帽子があるか自信がなかったからです。
UI、UXという言葉をよく聞きますが、あまり深く考えられた説明を聞くことはありません。
非常に、感覚的なイメージとしてのUI、UXという言葉がはやっているように思います。
私は、優れたUI、UXとは、見た目が綺麗とか、見た目が目にやさしいとか、そういうレベルのものでは
まったくないと思います。 一見綺麗に見えても、いざ使ってみると、非常に使いにくいシステムというのは
いくらでもあると思います。
本当に使いやすいシステムというのは、業務の流れをスムーズにできるシステムデザインとなっているかどうか
ということだと思います。その点では、一見綺麗なだけではなく、どこで画面が切り替わるか、どこで
画面遷移が発生するかどいうことも、正しく設計する必要があります。
本来、一画面で下にスクロールしながら完結すべき画面が、別の画面に遷移が必要な場合、最初の処理と
次の処理が分断されて、最初の処理で入力した内容が何だったか見えなくなったり、次の処理画面では
何を入れられるかが見えなかったり、業務の分断が発生します。
それぞれの画面が綺麗だったとしても、まったく意味がないのです。
これこそが私の考えるUI、UXを考える際の視点です。
私は、業務がスムーズに流れるシステムは、人間の目として見やすい、理解しやすいという点で
アナログさを残したデザインであると思います。そのアナログさが目に優しい、使って優しい、
アナログさをシステムで再現し、そしてスムーズに業務を流れるように支援する。
それこそが、直感的に使えるシステムと言われるものであると思っています。
中尾信之