こんばんわ。

昨日はリーガルテックの契約書レビューに関するサービスを紹介いたしましたが

リーガルテック領域で、もっとも分かりやすいのは、クラウドサインやGMOサインのような

電子契約サービスになります。 この領域では、ドキュサインやインフォマートのサービス

マネーフォワードのサービスも存在します。

 

そして、電子契約サービスと銘打っていなくても、SmartHRのなかには、雇用契約を締結できる

サービスが内在しており、契約の中でも雇用契約は労務管理システムの中で行いたいという

ニーズが存在しています。そのため、HRBrainのサービスでも雇用契約の機能がリリースされました。

ジョブカン労務HRにおいても、他社サービスと連携し、雇用契約を労務管理システム内で結ぶことが可能となりました。

 

つまり、電子契約というサービスであっても、雇用契約は業務フロー上、独特の管理形態になっているということです。

電子契約サービスは基本的には締結エリアとその直前に社内フローをカバーしますが、汎用ワークフローと

セットで使えるほうが、便利だと思います。

 

その点、ジョブカンワークフローであれば、社内の稟議はジョブカンワークフローで行い、その流れのまま

クラウドサインで相手方を契約をしてしまうということができるように、クラウドサインとAPI連携がされています。

このことで、ワークフローと電子契約という二つのことを、シームレスにひとつの流れとしてストレスなく

行うことが可能となるのです。

 

電子化を考える際には、紙で行っていたことを電子化するということだけではなく、業務の流れがスムーズになるか

という視点を持つことが重要であると思います。

 

電子契約は、DXのとっかかりの最初の取り組みとして好まれます。

あまり現場の反対が発生することなく、そして複雑な導入手続きもない、ストレスなく導入することが

できる上に、印紙税が不要になったり、書類の保管場所が不要になったり、契約が早くなったりと

効果が目に見えやすく早いためであると言われています。

 

いろいろな電子化の取り組みの入り口で失敗すると、次の取り組みにも手を付けにくくなることを考えると

最初は電子契約の導入を行うという考え方が賢明なのではないかと思います。

 

クラウドサイン

 

GMOサイン

 

 

ジョブカンワークフロー