中野よもぎ塾4月21日のレポート | 無料塾「中野よもぎ塾」のブログ

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東京・中野区で中学生対象の無料塾を開催しています。

こんばんは、塾代表の大西ですニコ

4月21日(日)の塾レポートをお届けします!

 

この日はなぜかお休みの生徒が多く(理由はまちまち)、ちょっぴり会場がゆったりとなりました。

新年度の授業も本格的に始まっているので、次のテスト範囲も考慮しつつ、出だしで躓かないように予習・復習を進めています。

 

1年生も、少しずつ中学の勉強に慣れていきましょう!

 

2〜3年生にもこの春から入塾の子たちが何人かいます。塾にも早く慣れてね〜。

そして、無料塾ってなんで成り立ってるんだろう?なんてことも、自分たちなりに考えていってもらえればと思っています。

 

個別指導で2時間勉強した後、この日の3時間目は、「連詩」をやりました。

お題は3つ。

タイトルと最初の1行だけ指定してあります。

これに続けて、1行書き足したら次の人に回していきます。

4行×4連で完成とします。

 

っていうことは、それぞれの連の行目とか、4連目の4行目とかが回ってきた人は、連や詩全体をどうしめていくか、結構大事な役割となります。

数年前にも一度やりましたが、大体男子は「死んだ」とか「爆発!」とか書くよね(笑)。

そして次に回ってきた子が「どうやって続けろと !?」と困惑するという。

 

1年生のCは、お題の元ネタを意識して、2つめの「猫」では、「名前は……」というフレーズを入れたり、最後を「南無阿弥陀仏」で締めくくったりと、高度なことをやっていましたよ!

ちなみに1つめ、2つめはみんな分かるだろうけれど、3つめの「砂」は安部公房の『砂の女』からとっています。

 

詩は自由なものだけれど、他の人が書いた言葉にどうつなげるか、次の人にどう言葉をパスするか、どう場面転換したり締めくくったりするか、ルールのある連詩はなかなか頭を使います。語彙力も試されますね。

漢字にしたほうがいいのか、ひらがなのほうが味があるか、なども考えながら言葉のあそびを楽しんでもらいました。

 

授業が終わって、この日の掃除機係は2年生が担当。

どうも見ていると、いつも同じ子が掃除機をかけていて、他の子に任せっぱなしでもお礼すら言わないサボり魔が数名いる……。

よもぎ塾自体が、みんなで支え合っていきましょうということで成り立っている団体なので、こういうのは少し気になります。少し注意深く見ていきたいと思います。