こんばんは、塾代表の大西です
3月10日(日)の通常授業のレポートをお届けします!
2月末の学年末テストが終わり、答案が続々返却されてきております。
塾では、その答案を持って来てもらって、できていなかったところを確認、「ここはやっておきたい」という問題をしっかり復習しています。
テストを見せるのを嫌がる子もいるのですが……
無料塾ではテストの結果で何か評価するわけではなく、次に活かしたり、ヤバいことにならないよう手を打ったり、得意不得意を見ながら進路を考えるヒントにしたりと、あくまでも材料としてテストを見せてもらっているので、心配せずにお持ち下さいませ〜〜。
1年生たちも、1年間でだいぶ「自分はこれは得意」「この科目はもうちょっとやっておかないと」など、考えながら勉強できるようになってきたのではないかな?と思います。
2年生は、3年生たちの背中を真横で見ながら勉強してきたことで、少しずつ受験を意識できるようになってきたかな。
中野よもぎ塾では1年生から3年生まで一緒の部屋で勉強するので、受験生ってどんな感じなんだろうというのを同じ空間で眺めることができるのも、良いところかなと思ってます。
さて、1〜2年生が勉強に勤しんでいる間、3年生は1時間ほど隣の部屋で作業をしておりました。
3時間目の準備です。書道!
これは、3時間目に来て下さった落語家さんの名前を書いているのでした。
上手に書けたのを選抜しようと思っていたのですが、技術がどうというよりも、それぞれ文字に個性が表れていて素晴らしかったので、結局全部ぶら下げることにしました……。
そして3時間目!
三遊亭律歌さんという落語家さんが来て下さって、1時間の授業をしてくださいました!
まずは落語ってどういう感じなの?というお話から。
話しているときに右を向いたり左を向いたりして役を演じ分けているよとか、扇子と手ぬぐいをいろいろな表現に使っているよなど。いろんなものを食べて見せて下さって「これは何を食べてるでしょうクイズ」もやってくださいました。
もうこの時点で、プロの技をこんな目の前でとくと拝見できる贅沢……!
そして後半は、落語「死神」を聴かせてくださいました。
食い入るように見つめる人々……。
女性の落語家さんですが、めちゃめちゃリアルに江戸のオジサンが目の前にいました!
ひとりで話しているのに、たくさんの登場人物が目の前にたくさんいるように感じる……。寄席で見るよりも距離が近く、表情もしぐさもよく見えて、迫力満点でした!
代表は暗いところがちょっと苦手なので、最後の桜の下のろうそく置き場のシーンは恐かったです……。
と、贅沢な時間を過ごさせていただいた後、高座を片付ける前に「ちょっとやってみようよ」とみんなを促して、「落語ごはん食べ大会」開催。
みんなけっこうウマイ!やってみると楽しいね。
想像力を膨らませて、細かいしぐさを表現していく……面白いですね!
(代表はバナナを食べました)
そんなこんなで、楽しい1時間を過ごすことができました!
律歌さん、ありがとうございました!
ちなみに、律歌さんは現在「真打(しんうち)」といって落語家さんの中で一番上のポジションにいます。その前は二ツ目さん、その前は前座さんとなります。落語家さんも、真打になるには順々に階段を上っていくわけです。
そして、、、律歌さんが二ツ目さんだった頃に、実は代表、インタビューさせていただいておりました。二ツ目さんのときには、三遊亭美るくさんというお名前でした。その頃の記事をご紹介しておきますね。中高生の子たちに読んでほしいなと思って書いたものです。みんなの背中を押してくれるお話です。