こんばんは、中野よもぎ塾の大西です
9月25日(日)の通常授業レポートをお届けします!
定期テストはほとんどの子が先々週・先週で終わったので、今回も1〜2年生はテストの見直しを中心にやりました。
1年生は数学でちょっと躓いた子が数名……
分数や小数の計算からきちんとできるように、しっかり練習を繰り返していこうね〜。
2年生もまだまだ伸びしろが大きい子ばかりです。
すでに何となく高校はこのへんかなと目標を定めている子たちもいますが、今のうちから目標に近づくように努力してもらえたらよいな!
3年生は前日の3年生講習の最後にやった数学の模試過去問の解き直しをやりました。
だいたいみんな、平均点あたりをウロチョロしていますが、今とれていない大問を2週間くらいじっくりやれば、あと10点は絶対とれる……。
受験までは全教科その繰り返しになります。
頑張っていこう!
模試も学校のテストの点数も、やっぱり普段からどれくらい勉強しているかにしっかり比例しています。
量が足りて、やっとやり方の工夫ができると思うので……、まずはやることを習慣化してほしいなと思います。
3時間目は、久しぶりに「無料塾がどうやって成り立ってるか」というお話をしました。
この話、塾を立ち上げて数年は毎年1回はしていたのですが、ここのところしてなかったなーと。
無料塾を開くために、資金はどうなっているのか? 運営にはいくら必要なのか?
もしこれが寄付やボランティアで成り立っていなかったら、いくらかかっているのか?
みんなはもしお金を払ったらいくらかかる授業を毎回無料で受けているのか?
じゃあなんでここは無料で成り立っているのか?
「ここにいるサポーターは、対価をお金としては受け取っていません。でも、何らかの得られるものがあるから来てくれています。それは何だと思う?」
周りのサポーターにも話を聞いて考えてみてと言うと、生徒から出てきたのは、
「結果、愛、笑顔」
という意見でした。
そうですね、まずは結果。
これは必ずしも、100点をとってほしいとか、偏差値の高い高校に行ってほしいとかそういうことではなくて、みんなが一人一人自分の頭で考えて、目標を立てて、それをクリアするため努力できる人になってほしい……そんな感じですね。
愛や笑顔も、そうですね。
生徒たちと関わっていてよかったな、かわいいな、応援したいなと思えることが、私たちの日常を豊かにしてくれているなと感じます。
ではでは、その私たちの対価である「結果」を残すためには、人としてちゃんと成長してもらうことが大切ですね。そのためにみんなは今、中学の勉強をしている。
今習っている勉強は、決して高い点数をとって偏差値の高い高校や大学に行くためだけのものではないはずで、その科目を通じて人として成長できることがあるはず!それは何だろう?
これも周りのサポーターたちと一緒に考えてもらいました。
少し話し合ってもらった後に聞いてみると、論理的な思考を身につけること、言葉をたくさん知ってコミュニケーションをうまくとれるようにすること、などの意見が出てきました。
目の前の勉強をしながら「今、何が鍛えられているのかな」とときどき考えてみてもらえるとよいかなと思います。
ちなみに、「数学苦手」な子に、塾代表、こんな記事を最近書きました(こういう文章を書くことが代表のお仕事です)。
良かったら読んでみてね!
苦手なものや関心がなかったものでも、ちょっと見方を変えると興味がわくかも……ということって結構あると思うんですよね。
サッカーに興味がなくても、かっこいい選手を探してみようと思って見てたらちょっと興味が湧いたとか。
地理が苦手だったけど、洪水になったら我が家は大丈夫なのかと思って地形を調べているうちに、ちょっと詳しくなっちゃったとか。
生きていく中で、いろんなものをつまらないと思って過ごすよりも、「ちょっとオモシロイかな」と思えるものが多いほうが、心が豊かになっていくと私は思っています。なので、「なんとか興味が持てないものか?」と見方を工夫する練習を今のうちにしておくとよいかもしれませんね!
あと、今回のお話では、無料塾ってどういう場所なのか、学ぶってどういうことなのかを少し考えてもらいたかったというのもありますが、、、
もう少し根本的なところで、「こういう気持ちで来ているサポーターたちに対して、人として失礼な態度をとらないでね!」という思いもちょっと込めておりました(笑)。
といっても最低限のことなのですが、連絡なしに遅刻や欠席したり、人が説明しているときにジュース飲んだりスマホを見たり……っていうのがチラホラと見られることがあり。
何のために自分や大人たちがここに来ているのかを、今一度考えてもらいたいなと!
(だいたい、みんなの気持ちが緩んできてるな〜って時期に、いつもこの話をしていたのでした)
3年生は、受験まであと5カ月を切っています。
塾のサポーターたちはここからどんどん熱くなりますよ。みんなも助け合いながら、受験を「人として成長する機会」にしていってもらえればと願っています。