よもぎ塾10月24日のレポート | 無料塾「中野よもぎ塾」のブログ

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こんばんは、塾代表の大西ですニコ

10月24日(日)の活動レポートをお届けします!

 

今回は体調を崩して休む子が多かったです。

新型コロナウイルスの感染は縮小傾向にありますが、季節の変わり目で体調不良になりやすい時期です。体温調整など、なるべく気をつけて過ごしていきましょう!

 

サポーターの数は多めで、ほとんどマンツーマンでの指導ができました。

 

3年生は入試対策、1・2年生は前回のテストを踏まえての復習と、次に向けての予習です。

2年生の課題は英語で、夏休みにしっかりと復習を進めてきましたが、数学のほうも今は一次関数という2年生最大の山場を迎えております。

前回のテストではさわりだけ出た学校もありましたが、一次関数を使った図形の面積問題なども次のテストには出されるところが多いので、躓かないように頑張りましょう!(1年後には二次関数が出てくるので、今やっとかないと大変なことになる……!)

 

1年生は、この2年生が毎年苦労する一次関数の手前、「比例・反比例」をやっている子がほとんどです。一次関数で躓く子は、この比例・反比例のところで「わかったようなわからんような」状態のまま通り過ぎていることが多いので、座標、グラフの感覚を今のうちにしっかり身につけてもらえたらなと思います。

 

いや、でも、ホントは英語がやばいんだけど💦

 

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今回の活動では、お土産も豊富にいただきました。

 

こちらは、無料塾について研究をされている中央大学のゼミ生さんたちからのお土産です。

研究の一環ということでインタビューにお答えしたところ、素敵なお菓子をいただきましたルンルン

ありがとうございました!

 

それから、この夏中野にオープンしたパン屋さん「小麦の奴隷 中野店」さんから、たくさんのパンをいただきました! 

 

クルトン(?)をまとったカリカリ食感のカレーパンが有名なお店です。

 

 

お休みの子が多かったため、ひとり2〜3個ゲットすることができました〜!

本当にたくさんのパンをありがとうございました。

小麦の奴隷・中野店さんからは、今後も不定期で、区内の無料塾や子ども食堂と連携してパンの差し入れをいただけるということに。大変ありがたいお話です。

 

↑「パン2個いいの?」「1個はカレーパンにして、他は違うのにするか、2個ともカレーパンにするか……」「あっ、あんパンもある!」みんなうれしそうでした。

 

↑毎週恒例、休憩時間中の仲良し2年生たちの図。

 

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今回は、3時間目に「本の処方箋」イベントを行いました。

今まで緊急事態宣言による施設利用時間の短縮で失われていた3時間目が、戻りつつあります。

この日は21時までにカギ返却となっていたので、まだ20時半までしかできませんでしたが、もしかしたら次から、今まで通り18〜21時の活動時間に戻せるかもしれません。

(コロナ前は18〜21時が勉強時間で、最後の1時間は集団授業を行っていました)

 

さて、「本の処方箋」とは……。

 

お薬の処方箋のように、「この本を読んだらどうなるか?(どんな効き目がある?)」という説明が処方箋に書かれています。

ただし、本のタイトルや作者名は書かれていません。

生徒は、この処方箋を読んで、ほしいと思ったものを選びます。

処方箋が貼られた袋を薬局コーナーに持って行くと、本を袋に入れてもらえます。

 

本や処方箋は、サポーターたちが用意しました。

企画してくれたのは、サポーターのHちゃんです。塾の前に1時間早く集まって、サポーター数名で準備も頑張りました。

 

ずらり並んだ処方箋はこちら〜。

 

一度に処方箋置き場に生徒が殺到すると密になってしまうということで、「漢字クイズに答えた人」から順に処方箋置き場にたどり着けることに。

 

クイズは「魚偏の漢字3つ、言偏の漢字3つを書く」というものです。さらに「代表の名前をフルネームで書く」というクイズも足されていましたアセアセ

 

↑書き書き……。

「2つは出てくるけど3つは難しい〜!」と苦戦する1年生も。

 

↑処方箋置き場。

あれこれ読みながら、どれがいいか考えております。

本はひとり2〜3冊選べるようになっています。

 

↑選んだ処方箋を持って行くと、薬局コーナーで処方箋に該当する本を袋に入れてもらえます。

 

ということで、、、

全部なくなりました〜!

 

本を入れてもらったら、袋を開けて中を見せ合いっこ。

「それ読みたいーー」「じゃあ読んだら貸すよ」

「それとこれ、交換しない?」

なーんて会話も。

 

さらに、もらった本を読み始めてしまったら止まらず、生徒はみんな帰ってサポーターがミーティングに入っても、すみっこで読み続けている子も……アセアセ

 

本の処方箋の面白いところは、タイトルや作者で選ぶわけではないので、「自分では選ばないだろうな」という本と出会えること。さらに、処方箋に書かれていることは一個人の考えや感じ方なので、読んだあとに自分の考えや感じ方はどうかなと比べられること。

もらったからといってすぐに読む必要もなく、表紙を眺めているだけでもいいし、さわりだけ読んでみるのもいいし、読みたくなったときが来たら読んで「これ、あのときの本だ」なんて思い返してもらってもOK。「必ず全部読むべし」なんてルールはないので、まずは「ある本と出会う」という体験をしてもらえればよいかなと思っています。

 

本を用意してくれたサポーターさん、準備を頑張ってくれたサポーターさん、ありがとうございました!

こういうイベント、またやりたいですね〜。

 

 

次回は10月31日(日)ですが、その前に10月30日(土)には3年生は模試の過去問練習をします。1・2年生も自習に来たかったら来てね。

 

そして、体調にはくれぐれも気をつけて、夜はあたたかくして過ごしてください!