10月26日よもぎ塾のレポート | 無料塾「中野よもぎ塾」のブログ

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こんばんは、塾代表の大西ですニコニコ

昨日、10月26日(日)の中野よもぎ塾の様子をレポートします☆

昨日は生徒7人の参加となりました。

中3生徒はもう受験まで約3カ月。本当に時間がありませんが、最後まできっちりみっちり、志望校合格に向けて指導していきます!

この日サポーターは8人だったので、皆さんにはマンツーマンで指導をしていただき、私は全体を見るという形になりました。
この日から新しく指導に来て下さった方も2人いて、初日から頑張ってくれました!
創立当初は、私の個人的な付き合いでお手伝いに来て下さる方がほとんどだったので、自然と私と同年代の30代が中心になっていたのですが、最近は20代の新しいサポーターもどんどん入ってきてくれて、若々しい雰囲気になってきていますキラキラ

生徒とサポーターの組み合わせは、ある程度「この子にはこういうタイプの人が会う」というものがわかってきたので、そうしたことを加味しながら案配しています。

みんな、前回のテストや、先週の懇親会での面談などで、やるべきことは見えてきているので、個別指導ではそれをみっちりやりました。
テストで点を取れなかったところをみっちりやる子や、うっかりミスをなくすために基本的な問題を千本ノックのようにとりあえずやらせてみる子、どんな応用問題もこなせるように、難関高校の入試問題を中心に最高水準の問題に取り組む子などなど。



最近は全体的に、みんな集中力が上がってきている気がします。マンツーマンなので気を抜くヒマがないというのもあるでしょうが、最初は生徒側もこちら側も手探りだったのが、ひとりひとりの課題が見えてきたことが、みんなの集中力アップにもつながっているのかも……なんてお思ったりしています。

また現在、中3の受験生に対しては、サポーターの中でその子専用のチームを組んで、スケジュール作りや課題の洗い出しをやり、しっかりサポート体制を組んでいます。
チームのリーダーがお休みの日でも、他のサポーターがしっかり見て、情報を共有して話し合いながら進めるようにしています。
昨日もチームのメンバーが生徒と一緒に、志望校の過去問を見ながら、平日の勉強ペースの見直しや、今後の勉強スケジュールなどを話し合い、決めていました。


個別指導は2コマありますが、それを終えたら最後は集団授業。
昨日は、昭和一桁の時代に発行された雑誌「改造」を2冊持っていき、それを見ながら当時の時代背景や、当時活躍していた作家の話などをしました。
目次を見るだけでも「五・一五事件」や「普通選挙について」など、歴史の教科書に出てくるような単語が載っているのがわかり、中身を読めばそれがリアルタイムのこととしていろいろ書かれています。
1冊は1928年のもの、もう1冊は1933年のものを持っていきましたが、たとえば1928年という年は衆議院議員選挙で初めて男子25歳以上のみの普通選挙が行われた年。そのことがいろいろ書かれているんですね。

「改造」にはいろいろな作家の小説も連載されていましたが、中学生でも知っていそうな作家では、1928年のものに谷崎潤一郎、1933年のものに川端康成の名前が挙がっています。
他に、この時代、または前後の有名な作家を生徒たちにたくさん挙げてもらい、知っている作品も一緒に教えてもらいました。
生徒たちから出た作家名は「金子みすゞ」「夏目漱石」「太宰治」「芥川龍之介」などなど。

夏目漱石は1000円札になっているよね、という話をしたら、「5000円札の樋口一葉も作家でしょ」という声も上がり、結構みんな知ってるな~と思いました。

また、生徒から「これって売ったら高いの?」と聞かれたのですが……残念ながら「改造」は結構出回っているので、それほど高くはありません。私はいずれも、1000円台で購入していますので、まぁ売ったら数百円かなぁと思います。売りませんけど(笑)。

こういうのを見ながら、近現代史や文学にもいろいろ興味を持ってもらえたらな~と思います。


以上、レポートでした☆

次回は、11月2日(日)、中野区産業振興センター3F会議室1にて18時より開催いたします!