ただいま、仕事で名古屋に来ております。
明日の塾の時間までには帰りまーす
さて、昨日は岐阜の揖斐郡大野町というところで学習支援団体を立ち上げた代表の方と、大垣というところでお会いしてきました。
代表さんは以前、岐阜から中野よもぎ塾の見学にも来てくださって、その後すぐに団体を立ち上げました。
「学びサポート さなぎの杜」
http://infinityus.exblog.jp/
現在は小学３～６年生を対象に、夏休みの学習指導をされています。
夏休みの宿題や学校のドリルなどを中心に指導をされているそうです。
いろいろお話をした中で、
「やっぱり東京だけじゃなく、岐阜でも小学生が塾に行くのが当たり前になっているんですか？」
とお伺いしたのですが、“塾に行くのが当たり前で、行けない子との間に格差ができている”というよりも、金銭面も含めて子どもになかなか手をかけられないご家庭の子が、結果的に少し勉強が遅れてしまうということがあるとのこと。
もちろんどの親御さんも、一生懸命子育てをされているのでしょうが、どういうところに意識を持っていくか、子どものキャリアビジョンについてどのようにお考えかというところで、差が出てしまうのは私も感じているところではあります。
実は先日、あるお店で偶然、中野区の児童福祉に関わる方にお会いすることができたのですが、そのときにも、
「親御さんの意識で、子どもの学力や将来が大きく左右されてしまう」
ということをおっしゃっていました。
中野よもぎ塾の生徒の保護者はみなさんとてもお子さんのことを考えていらっしゃり、子どもの勉強についても熱心でいらっしゃいます。ですから、保護者の方々とはとてもコミュニケーションがとりやすく、子育て経験のない私にとって勉強になることばかりです。
ただ、お電話を頂いて、面談のお約束をさせて頂いたものの、連絡がなく当日お越しにならなかった保護者の方もいらっしゃいました。
後からでもご連絡をいただければ、リスケさせていただけるのですが、後日まったく連絡がとれなくなってしまう方もいまして……
このようなケースがあると、そのお子さんのことがとても心配になってしまいます。
お仕事などが忙しく、なかなか時間をとって手をかけることができないご家庭もたくさんあるとは思いますが、そういうときにはぜひもっと頼ってほしいです。
頼るために、最初だけ、少しだけ、お時間をくだされば……。
そういう面で、「本当に学習支援を必要とする子に、私たちはまだリーチできていない」と感じることは多いです。
岐阜のさなぎの杜さんの場合は、学校や役場などいろいろなところにしっかりお話をして、地域のご協力も得て、確実にリーチ力を伸ばしていらっしゃいます。私たちよもぎ塾に足りないのはそこかもしれません。
他にも、運営上のいろいろなお話、教育の場面での子どもたちの実情などを伺えて、とても勉強になりました。
ぜひまた、お会いしましょう！
ありがとうございました
