今日は、家庭教師先の教え子と一緒に、新しい問題集を選びに本屋さんへ行ってきました
![本](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/240.gif)
塾や学校では、決められたワークやドリル、問題集などをやることが多いと思いますが、私はできるだけ、「その子が頑張れる教材」を選びたいと思って、家庭教師をやってきています。
勉強をする習慣がほとんどなかった子の場合は、最初はどうしても私が「コレとコレ」と選ぶのですが、慣れてきたら、「こういうのもあるし、こういうのもあるけど、どんな問題集がいい?」となるべく意見を取り入れて用意することを心がけてきました。
だって、少しでも自分の意見が取り入れられたほうが、やる気になるじゃないですか?
言い換えれば、「自分で選んだのだから、やるしかない」状況に持ち込めるということでもあるのですが……
![べーっだ!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/188.gif)
私は、なんでもかんでも「与えられて」「言われて」やるのではなく、少しでも「自分で」ということを意識することはとても大切だと思っています。
ただ、それもバランスが難しくて、以前、教え子の1人に、
「どこを宿題にするか決められると、やる気が出なくてできない」
と言われたことがありました。
教えてできるようになったところを忘れないように、復習問題・応用問題を宿題にしていたのですが、その子の場合は、いつも宿題をサボりがち……。
その理由は「宿題を勝手に決められたから」だという言い分なのですが、そこで自分で宿題範囲を決めてもらったら、、、
ものっすごいちょこっとの量&簡単そうな問題ばかりをチョイス……。
アンタ、それ逃げとるだけやん
![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
と思いながらも、なんとか、うまく、「それやるなら、こっちもついでにやっちゃうとラクだよ~」となだめすかし、調整していたのでした。
自分で何でもかんでも決めて、選んでやるというのは、中学生にはまだ少し難しい部分があるかもしれません。
でもオトナだって同じで、給料はあげるから自由になんでもやってよいと言われたら、きっとラクしたくなってしまいますよね。
そんな「ラクしたい」気持ちにぎゅぎゅーっと歯止めをかけつつ、なんとかかんとか自分で決めた人生を進んでいるのが、オトナです。
だから中学生の間には、少しずつ少しずつ「自分で」決めてやることを学んでいってもらえたらなと思います。
……という気持ちはあるとして。
中野よもぎ塾では、教材は基本的には用意しておりません。
(なぜなら無料だからです……)
教材については、下記のように考えております。
●学校で使っているワークやドリルを持ってきていただく
●ご自分で用意した問題集を持ってきていただく
●ネットなどで無料配信されている問題プリントを、私たちで用意する
「問題集を使いたいけれど、持っていない」という方には、数回ほど学校のワークやドリル、プリントなどで様子を見たあとに、「こういうのがオススメ」というアドバイスをさせていただきます。
時間さえ合えば、塾代表の大西が一緒にお近くの本屋さんへ行って、選ぶお手伝いをさせていただくことも可能です。
ぜひご相談ください。
また、もしこのブログをお読みの方で、ご支援いただけるという方がいらっしゃいましたら、「図書券」のご寄付をいただけると、とてもとても助かります(ご連絡くださいませ)。
図書券が集まりましたら、それで生徒さんたちが共有して使える問題集を用意することができます。
(まだ生徒さんが集まっていませんので、ゆっくり募集いたします)
当塾は、皆がやれることを自分で考え、やれる範囲で協力し合って成り立っています。
しばらくは試行錯誤を繰り返すことになるでしょうが、応援いただければ幸いです。