子供たちとの向き合い方① | Casa de Violin

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バイオリンの家。
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バイオリンを教え始めてもうそろそろ丸4年が経とうとしているんですが、ようやく自分なりに、レッスンでの子供たちへの向き合い方が落ち着いてきたなと思えるようになりました。
(といってもまだまだですけど!)

具体的にいうと、『優しくすること』と『厳しくする』ことの折り合いが付けられるようになってきたというか…




今はだいぶ改善されましたが、私は『叱る』ということが苦手でした💦
まあそれまで叱られる立場にいることの方が多かったし(笑!)、そりゃそうだよなという感じですが(笑)

それが災いして、子供の生徒さんとのレッスンで幾度となく躓き、ひどい時にはバイオリンで音を出すこともままならない状況までになる子もいました。



レッスンの時もずっとぐにゃくにゃしてふざける子。
私とのお話がきちんとできない(しようとしない)、お話を聞けない子。
少し私が注意したり、気に入らないことがあれば泣き出して、その後いつまでもレッスンが始められない子。
楽器を雑に扱う子(幼少ではなく、ある程度年齢が上の生徒さんでもありました)。



振り返ってみると、この頃の私は『自分が叱る(厳しくする)ことに慣れていない』という自覚から、子供の生徒さんに対して強めの言い方をすることを怖がっていました。
「言い方が厳しすぎてバイオリンが嫌いになってしまったらどうしよう…」という不安もありましたね💦
とにかく優しくしなければ、と思いすぎていました。
だから生徒さんが真面目にレッスンを受けようとしなくても、にこにこ笑って優しく言うだけに努めていたんです。内心ではくよくよと迷いながら。

そんな私のどっちつかずの態度に、子供達もメリハリをつけられなかったんだと思います。




そして幾度となく悩んだ末、

『きちんとするべきところはきちんとする』ことを教えなければ!

と痛感し、レッスンでの自分の姿勢・態度を大幅に見直すことにしました。








まず第一に、【楽器を大切に扱うこと】はきちんと(厳しく)教える。
これは本当に大切な部分です。
バイオリンが繊細な楽器であることも理由にありますが、なにより

自分のものを大切に扱う

ことは、生活を送る上でも必要なこと。
なので子供たちが楽器を雑に扱った時は、結構厳しく注意をします。
保護者の方にも説明をして、楽器の正しい扱い方を知っていただき、自宅でもお子さんと一緒に気をつけて貰えるようお願いをしています。

その甲斐あって、子供の生徒さん達はみんな楽器を大切にしてくれるようになりました😊よかった!笑





※結構文章が長くなりそうなので次回に続きを書こうと思います。
今日はここまで…😌