祗園甲部「第百四十一回都をどり」 | ピジョン ブラッド

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ネタ帳

そして

修行の場。




まだまだ未熟ですが、以後よろしゅーに!





修行中なので、
ころころ文体、文章変わります。
ネタ帳なので、
思い立ったら吉日!
話題に統一感ナイデス。


上七軒→宮川町ときたら

残るは京都最大の花街、祗園甲部

もっとあとに行く予定になってるのですが、歌舞会のHPを眺めてたら、以前親しくしてもらってた芸妓さんの姿が見たなってきて、一週間前にチケットの手配をしました



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しかし、今年で141回って…桁違いにすごいですねビックリマーク



都をどりは1日4公演

1ヶ月休みなくぶっ通しで行われる


これもすごいわビックリマークビックリマーク



今回は4時50分開演の、四回目の公演

この日は歌舞連場入り口に、お茶屋のお母さんや、そんなり姿の芸妓さんが、多数控えていらっしゃいました


平日のこの時間の公演は、ご贔屓筋のお客様が、大勢観に来られるんですよね



まずはお茶席


お点前は、普段私が桂ちゃんと呼んでる、照古満さん

彼女が仕込みさん(見習さん)のときに、舞妓になるまでのドキュメント番組がありまして、それを見たのがきっかけで、この世界に興味を持ちました


番組では、まだ店だし前だったので、本名で呼ばれてて、私はその名前を覚えてしまし、いまだに彼女の話題をするときは、「桂ちゃん」と本名で呼んでしまいます



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ますますお姉さんらしくなって…
知り合いじゃないけど…感慨無量


桂ちゃんのご贔屓さんもたくさんみえられてて、お茶を立てて、舞妓ちゃんに指示をしてと、かなり忙しそう


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控えの舞妓ちゃんは、紗千穂ちゃん


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お茶席をあとにして、開場までしばし時間潰し



去年の総踊りの着物

都をどりといえは、この着物ですよね


毎年、柄が違うんですよ



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去年は着物は《宝船に四季草花》

東北大震災の復興を願い、荒波を乗り越えて立ち向かう宝船だそうです


帯は《蝶に唐花》

蝶は揚げ羽蝶
いわずと知れた、平家の家紋

そして、唐草模様は、厳島神社に奉納されている、平家納経に使われている、厳島唐草


と、書いてて気がついたのですが…


都をどりは、その年の大河ドラマをテーマにすることが多いいです


そっかーー、大河ドラマをイメージした帯の柄だったんだ~


ちなみに今年の都をどりは、大河ドラマじゃないでした汗


近世はをどりのテーマにしにくいですよねあせるあせる




盛りを過ぎてしまった感の、歌舞連場のお庭の桜


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開場がちょっと遅れてて、開演時間過ぎての開幕



今年の演目は


『春宴四季巡昔語』


毎度のことながら漢字ばっかダウン


『はるうたげしきめぐるものがたり』と読みます




第五景の浄瑠璃『日高川清姫草紙』


安珍、清姫の道成寺です


スペクタルで見応えありましたビックリマーク

今回の一番のお気に入りです



あとは、第七景の長唄『鶴の恩返し』


こちらも楽しかったです