大阪城公園の桜?もちらほら咲き始めてきました
ストーリーや演出が、あまり好きになれないのですが
初見だった東京の千穐楽を観てから、自分がイヤなところを、ある程度バッサリ切って、笑える部分を楽しみ、あまり構えず観た結果、初見のときほど、いやーな思いをせず楽しめました
私の花である、野々すみ花嬢は、16歳の思春期の乙女心を、はっきりくっきり演じてくれてて、初めて観たときの、何かよくわからない性格だという私の思いを、見事に解決してくれました
プロローグは、みんなと同じに、黒留め袖姿でラップを歌ってるんだけど
突如と預言者カッサンドラが、乗り移ったかのように、表情や動きが、変わってしまうのが、やはりすみ花ちゃん、観ていて面白いねぇ~
「うちの娘に何させるの」的な演出もありましたが、ともかく、退団後の初舞台を乗りきれたことを、嬉しく思ってしまう親心
二幕のラスト
使用人夫婦がとっくに亡くなってる息子とともに、はしゃぎあってるところは、台詞にあったように、舞台に虹がでてるんですね
狂った世界に催眠術で狂った二人が、いるはずもない息子を囲んで幸せそうにしてる、というシュチュエーションと、舞台に紙でできた蝶が、大量に吹き飛んでるという視覚的な美しさに涙が流れたものだが
本日のカーテンコールで、虹色の蝶がたくさん放出されときには、作品の暗さは一切ふっ飛んで、その美しさとキャストの笑顔で、こちらも自然と笑顔になりました
しかし、上演時間4時間20分は、ちょっときついですなぁ