こんばんは。

中野祐治です。


今回読んだ本の紹介です♪


CHANGE

谷尻誠 著



 
●はじめに
 
著者は26歳のときに独立して設計事務所を開業。
 
もともと独立願望があったわけではなく、楽しく働ければいいというぐらいの思いだったけど、当時勤めていた会社の不況のあおりを受けて辞めざるを得なくなりました。
 
また、弟のような存在の後輩の死をきっかけに、仕事の向き合い方、人として大きく変わる必要があることに気づきました。
 
誰しも今のままでは嫌だったり、物足りなかったという思いはあると思います。
 
この本はそんな人に何かのきっかけや、背中を押すことができればという思いでつくりました。
 
●仕事を楽しくする要素は?
 
目の前にある今の仕事がどうしたらもっと楽しいものになるのか。
 
それは、がむしゃらに考える。ひたむきに向かい合う。これに尽きます。
 
といっても昔ながらの根性論ではありません。
 
入社一年目、二年目の若手を見ていて思うのが、「知識より執着が大切」だということ。
 
もちろん知識は大事ですが、それだけでは足りない。
 
豊富な知識を身につけた人より、絶対にいい仕事をするんだという執着を持ってがむしゃらに考える人のほうが、結果的にいい成果をあげます。
 
それは道を探そうとするからです。
 
●予想通りは感動しない
 
仕事をするうえで、特に上の立場になったときにつきまとうのが、意図が部下にうまく伝わらない」というような悩み。
 
でも、それでいいんです。
 
経験を積むにしたがって、失敗をしないようにするスキルや問題を起こさないようにするスキルが身に付きます。
 
けれど、誰かと一緒に仕事をすることで、コントロールできない失敗や「伝えたのに伝わらない」というノイズが起こり、思いがけないものが生まれる。
 
そうすると自分だけではつくれなかったものに出合えて感動するんです。
 
●モティベーションをキープする方法
 
「何もかもやる気が出ない」
「仕事にモティベーションが持てない」
「今の仕事が自分に合わない」
こういう不満を持っている人はいると思います。
 
著者はもったいないなーと思うんです。
 
なぜなら結局すべてを人のせいにしているから。それは自分を否定しているのと一緒です。
 
そんな「やる気が出ない」の処方箋は、自分で考えること。考え抜くことです。
 
「やる気」が出ないというのは、その選択が間違っていたということかもしれないですよね。
 
ならば、仕事を辞めて最初からやり直してもいいし、目の前にある仕事を少しでも楽しくしようというように、自分で考えて決めるなら、どんな選択肢もありうるはずです。
 
 
続きは本書で♪
 
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)