こんにちは。
中野祐治です。
 
今回読んだ本の紹介です♪
 
続ける思考
井上新八 著



 
●「趣味、継続」
 
著者は言います。

わたしは「続けること」それ自体が好きだった。
続けるために色々工夫すること、続けることを増やすこと、これ全部、趣味だって気がついた。
 
わたしにとってそれは木から落ちるりんごを見たニュートンくらいの衝撃だった。”

続けることが好きだとは衝撃的です。
やるべきことを好きになれば人生いい方向に向かいはずですよね。

具体的に見ていきましょう。
 
●「続ける」ことの何が楽しいのか?
 
ここでは続けることを複数の角度から見ていきます。

“下記は著者の観点から。

1 続ける「仕組み」を考えることが楽しい
 
どうしたら続くかを考える。
 
自分なりにやり方を考えて生活の中に落とし込んでいく。
やりながら続け方を考えていく。
 
これがとても楽しい。
 
2 続けるを「コレクション」するのが楽しい
 
「続ける」ことを圧倒的に楽しくするのが「記録」だ。
 
継続の可視化が記録だ。
スコアを残し、成果を残していく。
スコアが良くなると嬉しいし、記録によって達成感が生まれる。
 
3 続けることで自分が「変化」するのが楽しい
 
何かを続けることで人は確実に変化する。
 
「続ける」ことの最大の喜びはここにある。
練習すればうまくなる。
 
何かを続けることで小さな変化が起き、やがてそれが大きな変化になっていく。”

なるほど。

ダイエットでも「レコーディングダイエット」が有名ですし、また目の変化や体重に変化が現れたら楽しくなってきますよね。

それでも続けられないという人が多いので、何を意識するといいのでしょうか。
 
●最初から効率を求めない
 
最初からうまくいかせようとしないことが大切だと著者は言います。

“気持ちいいやり方を自分で見つけるために必要なこと。
 
それは、自分で解き方を発見することだ。
 
そのためには最初から効率を求めすぎないことが必要。
 
なるべく最初はノーヒントがいい。まずは自己流でやってみる。
 
やりながらヒントを探っていく。”

いろいろ自分で試していくことでおもしろさが感じられ、結果的に続けやすくなるようです。

さらに次はそれを強化するポイントです。
 
●絶対に続く究極のやり方
 
著者は絶対に続くやり方があると言います。
気になりますよね。

どんなことなのでしょうか。

“続けることは仕組みさえつくれば、あとは勝手に動いていく。継続は仕組みが10割だ。やる気も根性もいらない。
 
「絶対になんでも続く」すごい方法がある。
 
本当にシンプルでバカみたいなことだ。
 
それは
「毎日やる!」
これだけ。
 
楽に続けるコツは、週1日やる、週2日やるではない。
 
週7日やる。
これなのだ。”

なんと!
そんなシンプルなことだったんですね。
何か魔法のような特別なことを想像しましたが、至ってシンプルです。

具体的にどう進めればいいのでしょうか。
 
●「きちんとやる」より「小さく続ける」
 
“本を読んでいると、やってみたいと思うことが書いてある。1日10分でできるマッサージだったり。
 
でも10分は少し長い。続けられるか不安になる。
 
こういう場合は「続けられるサイズ」にして取り入れることにしてみる。
 
だから30秒だけやってみようとする。
 
最初から全部きっちりやらなくていい。
 
その少しのお試しを続けて効果がわかってきたら、1分に引き伸ばしたりしていく。”

全部やるのではなく、今やれることをまずやってみる。
これは簡単に続けられる気がしますね。

仕組みについてはどうでしょうか。
 
●シンプルな「仕組み」の作り方例
 
“早起きしたいなら、朝早く起きる、ということを目標にするのではなく、行動を結びつける。

・朝起きてすぐにできる「小さなこと」をはじめる
(例)起きたらまずコップ一杯の水を飲む
 
・2個セットにする+ついでに記録する
(例)水を飲む+メモ帳に日付を書いてチェックする
 
・これを週7日、毎日続けてみる
毎日やる。今日やったら明日もやる。
 
この繰り返しでルーティンができあがる。”

継続力のある人は強い意志の持ち主だと思いがちですが、分解していくと誰にでも真似できそうなシンプルなことの積み重ねなんですね♪

続きは本書で♪

下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)