おはようございます。
中野祐治です。
 
今回読んだ本の紹介です♪
 
まっすぐ考える
ダリウス・フォルー 著



 
著者はいいます。

″思考が人生を決める。
思考のコントロールが上達すると、人生の質が向上し、キャリアでも成功できる。”
と。
そしてこうも言います。

″この種の本が効果を発揮するのは、読者に新しい考えを受け入れる柔軟性がある場合に限られる。″

読み手の姿勢によって効果が変わるのは読書や講演会でも同じですね。
そして例えがわかりやすい!

人間の精神は筋肉と同じだ。強い精神を維持するには、訓練を続けなければならない。
 
精神を鍛える一つの方法は、新しい知識を学ぶことだ。″
著者の主張することの一つにあるのは、「思考」は「役に立つものか、立たないものかを区別すること」です。

″私たちはただの人間だ。間違いもあるし、気が変わることもある。現実に即さない思い込みをすることもある。それらは普通のことだ。
 
しかし、役に立たない思考に振り回されるべきではない。″

というように。
では、著者のいう思考とは、どういうものでしょうか。

″思考は大切だ。
思考とは「世界の見方」だ。
 
本書では「真実とは効果のあるものだ」という前提に立ち、大切な結果、事実に目を向ける態度を身につけ、人生を変えることを提唱している。
 
つまり「思考は役に立たなければならない」ということだ。″

というのが思考や、思考の際の前提ということですね。
そこで気になるのが、どういうふうに進めていけばいいかということですね。

″有益なアイデアを形成する方法、点と点を繋げる方法は、事前にはわからない。点と点をつなげたいなら、学ぶこと、実行すること、失敗すること、そして失敗から学ぶことだけだ。″

なるほど。
実行し、失敗から学ぶことでしか成果につながらないということですね。
さらに、どう行動するかの基準についても示してくれています。

「人生に効果がある?」で考える。
 
何かを決めなければならないとき、
「この決断による結果で自分の生き方が変わるだろうか」と自分に尋ねるようにしよう。″

この基準はわかりやすいですね。
よく聞くのが、「考えすぎてしまい、いつまでも行動に移せない」という状態です。

著者はどう突破するのでしょうか。

″思考は難しい。油断すると何時間もぐるぐると考え事をしてしまう。
 
しかし、1つ確実な言えるのは、これまで考えたことの99%はなんの役にも立たなかったということだ。
 
自分の思考を自覚し、その中から考えても役に立たないような無視するべき思考と、重要な意味を持つ思考を選ぶことだ。″

考えたことの99%が実現しないというのは驚きですね!

心配するだけ損ということなのでしょう。
さらに生産的な捉え方として、

″役に立つことを考えたいなら、
自分がコントロールできることだけ考える」ことだ。
 
それだけで思考の99%は排除される。
なぜなら、人生でコントロールできることはほとんどないからだ。″

とのことです。

自分がコントロールできることだけ考えなさいというのは、僕中野もメンターから何度も教わりました。
そうはいっても成功するまでの道中にはさまざまな困難と出会うかと思います。

どう対処していくといいでしょうか。

どんな挑戦でも、遅かれ早かれ壁にぶつかる。
 
そのときは挑戦を諦めたくなる。せっかく書いていた本もいきなり無意味に見えてきたり、新しく始めたビジネスも失敗するとしか思えなくなる。
 
しかし、壁にぶつかるのは次の段階に近づいている証拠だ。
 
一休みして英気を養い、脳を回復させればいい。″

のだと。

僕もことあるごとに壁にぶつかり、同じような経験をたくさんしました。

壁にぶつかる=失敗ではなく、次の段階に進んでいるという捉え方は大事ですね。
あなたの人生はあなたのものだ。
 
自分の最も強い欲求に従って生きるのが、あなたに与えられた唯一の生き方だ。
などなど、本書では思考に対する考え方、行動の仕方など体系的に展開されています♪

続きは本書で♪

下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)