中学校を卒業して1年とちょっとで | 【栃木県益子町・ましこLife】住む人を想う家造り

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「有限会社 ましこLife」に変更いたしました。
工務店業、不動産業、製菓業、この3つを軸に
新たにスタートいたします。

 

 

 

 

 

 

長女が中学校を卒業して1年とちょっと。
卒業式は好きだった先生や
好きだった人や 
進学先が違くて離れちゃう友達や
お世話になった先生を追いかけて
たくさん写真を撮りました。
  
  
「小学校の卒業式のあと、
中山タコス店 MUKUBARで
親友チャンとふたりでお祝いしたから、
中学校も行くー」
後ろ姿を見送りました。
中山タコス店 MUKUBARには、
ふたりの記念の思い出がつまっているみたい。
お店は中学校のすぐそこ。
小6の時は少し心配だったけど
3年間に親友チャンと何回も行き、慣れたもの。
  
  
親友チャンのご両親と、
「どこまでも行っちゃいますね。
ちょっとさびしいですね」
なんて言ったなー。
長女と親友チャンが、
お店に入る後ろ姿の写真を撮りました。
「次に来る時は、お互い制服が違うねー。
高校の卒業式も、
中山タコス店 MUKUBAR行こうねー」
高校が違うと、会えない日が続きました。
  
  
先週、3年のクラスを持っていた先生が
亡くなったと連絡がきました。
担任や部活の顧問ではなかったけど、
長女と次女はお別れに行きたいと言いました。
親友チャンは、
担任の先生だったから行きたいって。
乗せてってと長女に頼まれました。
  
  
先生の名前を聞いてもピンとこなかったけど、
写真を見せてもらったら思い出しました。
先生と長女と親友チャン、
3人の写真を私が撮った!
とても若い先生だった。
5歳くらいの女の子を残して 
旅立ってしまいました。
  
  
「うちらが3年の時、
顔色がずっと悪かったね。
色白かと思っていたけど、
具合が悪かったのかな。
病名は○って聞いていたよ。
うちらが卒業したら、
学校を休んだんだよね。」
珍しい病気でもないし、
亡くなる話は聞いたことない。
完治している人もいるのに
違う病気を併発したのかな。
  
  
葬儀場は隣町。
高校生でいっぱいでした。
いろんな制服を着た高校生。
久しぶりに友達に会えたね。
先生が会わせてくれたね。
定期試験中なのに、
ほとんどの生徒が来ていました。
親にお願いをして
連れてきてもらったんでしょう。
定期試験のため、早く下校になり、
通学に2時間弱かかる長女も、
駆けつけることができました。
  
  
1日中、雨が降っていた寒い日でした。
夕方の数時間、やみました。
生徒が濡れないように、
先生が雨を止めたみたい。
先生、こんなに生徒に愛されていたんだよ!
見ていますか?
  
  
次女が、
「私のこと、ナカノ⤴︎って
語尾をあげて呼んでくれていたんだよ」
長女と親友チャンと次女で思い出話。
あんまり接点がなさそうな次女なのに、
長女の妹ということで
よく声をかけてもらったみたい。
3人は泣いていなかったけど、
私は涙をふきながら帰りました。
車を走らせてしばらくしたら、
ポツポツとまた雨。
  
  
雨で寒くて、日中は余計に悲しかったけど、
帰りの雨はそうでもなかった。
クラス担任じゃなくても
学年が違う生徒にも
こんなに愛されていた先生。
生徒を幸せにしてくれていたんだ。
卒業式の先生の笑顔は最高だった。
きれいだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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