統治体成員の、同性愛・児童性的虐待事件を知る、

 

元ベテル奉仕者の手記が投稿されました。

 

統治体成員の悪行は、なぜ罰せられることなく、闇に葬られたのでしょうか。

 

 

 

 

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https://www.jehovahs-witness.com/topic/5442389936177152/pedophile-on-governing-body

 

抄訳:

 

「WTは同性愛者を一切容認しません。

私がベテルに入る前も、在籍中も同性愛が原因でベテル追い出される人は

いました。


多くの同性愛者のJWはベテルを追い出され、特権を剥奪され辱めを受けました。


しかし、その中で一人だけ、全く辱めを受けず、開拓奉仕を続けることが

できた人がいました。

ベテル内にはいわゆる「同性愛者の仲良しクラブ」というものが

 

ありました。

そのメンバーが、当時の統治体の二人の成員でした。

当時、統治体には17人の成員がおり、そのうち二人が同性愛者でした。


彼らは神の聖霊で任命されていましたから、神も同性愛者を好きなのかも

 

しれません。


レオ・グリーンリースは、クィーンズにあるグリーンポイント会衆の監督でした。

彼は当時、ベテル長老であり、統治体成員であり、同性愛者であり、

児童性的虐待もやっていました。


被害者にはマーク・パロ(当時10歳)も含まれていました。

マークの父は、ラザフォード会長時代にベテル奉仕をしていました。

マークが成年に達した頃、ベテル奉仕を申し込みましたが、

WTはマークの申し込みを却下しました(注1)


WTは、児童性的虐待者であるグリーンリースを罰したのでしょうか?


いいえ、WTは彼を手厚く扱って、そっとベテルから野外へ送り出しました。



グリーンリースは、ベテルを出て、ニューオーリンズ地区で開拓奉仕をし、

その後、多くの会衆を渡り歩きました。その間、会衆の男の子たちを

性的に虐待して行ったのです、

1980年代後半、私は偶然、メキシコで彼と出会いました。

私と妻は休暇中でした。

グリーンリースは特別開拓奉仕者でしたが、私は彼の暗い過去のことは

何も知りませんでした。


ただ私には、元統治体成員が特開者としてメキシコで奉仕しているということが、

 

非常に不自然で奇妙に見えたのです。

そのとき彼は、研究生をたくさん持っている、研究生は幼い男の子ばかりだ、

と顔をほころばせて語っていたのが印象的でした。

異様な感じでした。


ものみの塔誌1986年1月1日号 13ページには

「驚くべきことに、WT組織の高い地位で奉仕している人たちの中にも、

 

同性愛や児童性的虐待の誘惑に負けてしまった人たちがいたのです。」

と書かれていました。

それは一体誰のことなのか、と私は常々疑問に思っていました。

 


WTは、出版物では悪行を厳しく糾弾します。

しかし、現実には?

 


まさか悪行者を罰せずに、野放しにしていたとは・・・・・

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グリーンリースとお金の問題

 


グリーンリースは統治体を追い出された後、特別開拓奉仕を続け、

 

死ぬまで協会から手当てを受け取っていました。

彼は様々な会衆を渡り歩き、会衆の男の子たちと肛門性交(アナルセックス)を

 

繰り返しました。


しかし彼は、特権を剥奪されることも、排斥になることもありませんでした。

ずっと良い立場を保ちました。

なぜでしょうか?

 

 

 

グリーンリースはWT本部の会計、書記でした。

つまり彼は、WTの金銭に関わることをすべて知り尽くしていたのです。

組織といえども、グリーンリースを怒らせることはできませんでした。

グリーンリースに逆らったら大変なことになる。

 

協会幹部はそう感じていたのです。


グリーンリースの起こしたスキャンダル・虐待事件は膨大な数に上りました。

もしそれが白日のもとに晒されるとしたら・・・・

WTの権威は失墜し、組織は崩壊してしまいます。

ラッセルの時代のスキャンダル「奇跡の小麦」事件(注2)

まで暴かれたら、たまったものではありません。



私の憶測ですが、グリーンリースが虐待で捕まった時、

 

彼はWTを脅したのだと思います。

「私を排斥にしたら、組織内のスキャンダルをすべてバラしてやる」

 

と言って・・・・


WTはそれを恐れ、毅然とした態度をとることができなかったのでしょう。

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ものみの塔聖書冊子協会・ニューヨーク、ペンシルバニア

は、児童性的虐待者を隠しています。

過去もそうでしたし、将来も同じことを繰り返すでしょう。

 

訳おわり

 

 

 

注1:マークが10歳の頃、グリーンリースに性的に虐待されました。

 

 しかし、マークは虐待者が元統治体成員だとは知りませんでした。

 

マークが成年に達したころ、彼はベテル奉仕を申し込みました。

 

しかし、ベテル内ではグリーンリースの悪行は周知の事実であり、

 

マークがベテルに入れば、組織の腐敗を知ってしまうことになります。

 

それを恐れたWTは、マークのベテル奉仕申し込みをすべて却下しました)

 

 

元統治体成員に性的に虐待されていたマーク・パロ(下の写真・中央)

http://www.freeminds.org/bethel/markpalo.htm

 

 

 

注2:初代会長ラッセルが、普通の小麦を「奇跡の小麦」と偽って

 

高値で販売し、お金をだまし取った事件)