そんな不安がある中で、過去の日本経済新聞では、『広がる格差!!60歳以上の4分の1は金融資産ゼロ!!』という記事が掲載されていました。
これまでニュースや新聞では「日本の個人の財産の6割が60歳以上のシニアが持っている」「シニアの金融財産の平均1,500万円」と言われていたので、「今の老人はお金持ちなんだな」と思っていた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際には・・・ということです。
これは『平均』という数字のマジックがあります。金融広報中央委員会の調査では60歳以上の4分の1は金融資産ゼロなのですが、3千万円以上を保有する16%が平均額を約1500万円に押し上げていて、本当に豊かなシニアは少ないことがわかります。
今のシニアでもこれだけの格差があるのですから、今の現役世代はもっと・・・ということにもなりかねません。
今の生活を犠牲にしてまで老後のお金を準備する必要はないかとわたしは思いますが、少しでも早い準備にこしたことはありません。
全てを預金で準備するのではなく、「お金にも働いてもらう」=「資産運用」もすこしずつはじめていく必要があります。
お金は道具。資産運用も道具です。道具を上手に使ってファイナンシャルプランナーと一緒に今も老後もあんしんして豊かな暮らしができるための準備を進めていきましょう!