俳句入門の本を読んだので、俳句の思い出です。
だいぶ前に1人で、山形の立石寺(山寺)に行きました。
そのまた前に、テレビの旅番組で、野際陽子さんが訪れているのを見て、行ってみたいと思っていました。
仙台駅から電車で向かいました。
立石寺は、仙台から電車で一本で行けます。
そして2日間有効の乗車券も効く範囲でした。
駅名は山寺。
駅からも近いです。
夏に行ったのですが、階段をひたすら登って、汗だくになってしまい、着替えがないので、しょうがないから帰りに、中のTシャツを脱いで、パーカーのファスナーをしめて電車に乗って帰ったのも思い出です。
登っていく途中に芭蕉の句碑がありました。
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」 松尾芭蕉
心拍数が上がるくらい、はあはあ言いながら登ってきて、木の生い茂ったちょっと休憩できる場所に句碑がありました。
学校で習ったなぁ…。
休憩していると、蝉しぐれだけが降ってきて、他の音が何もしない…本当に静かなのだ…と実感しました。
きっとこの事を芭蕉は読んだのかな?と共感した気になって、すごくうれしくなりました。
これは1人で行ったご褒美のような気がしました。誰かと喋っていたりしたら気が付かなかったかもしれません。
上まで登ると、本当に絶景です。
登ってきてよかった!と思いました。
川のそばのお店で、山形名物だという「だしそば」を食べました。
ネバネバ系のものが何種類も入っていて、とても好みのおそばでした。
自分で作ると、具の種類が足りないのか、もっとおいしかった気がするなぁ…と懐かしんでしまいます。